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なんかイマイチ?「キムチ」の辛さを調節する上手なひと工夫

台湾料理研究家
小河 知惠子

料理に入れたり添えたり、そのまま食べたりしても美味しいキムチ。でも買ってきて食べてみると、なんだか自分好みの味でない場合があります。辛かったり甘かったり、メーカーによって味が違うのは仕方ありませんが、不満を抱えながら食べ続けるのもつまらないですね。そこで今回は、料理研究家である筆者が、「キムチの辛さを調節する上手なひと工夫」をご紹介します。

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■1:酸っぱいものは「ごま油」で炒める

キムチは発酵食品であり、時間が経つと乳酸の作用により味が酸っぱくなります。別に腐っているわけではありません。キムチにごま油をかけて混ぜ、フライパンでさっと炒めるだけで、酸味がやわらぎまろやかさが戻ります。

■2:辛いものは「すりおろしリンゴ」でやわらげる

キムチが辛くて食べられないという場合は、リンゴをすりおろして混ぜてみてください。リンゴの甘みとほどよい酸味が加わって、辛さがやわらぎます。さらにハチミツを加えると甘みが加わります。リンゴ以外にも、梨などの果実をすって入れることもあります。

■3:辛くてどうしようもない場合は「水」で洗い流しても

あまりに辛くてどうしようもないという場合は、その辛さのもとを取ってしまいましょう。少々強引ですが、水で洗い流して辛みを取るのも方法のひとつです。韓国では子どもに与えるときにそうすることもあるようです。

■4:甘いものには「韓国産唐辛子」を

甘すぎるので、辛くしたいという場合の方法です。素直に唐辛子を加えてもいいのですが、日本産の唐辛子は辛すぎるところがあります。韓国産唐辛子は辛みが弱くマイルド。独特の旨みがあるので、より美味しいキムチが楽しめます。

いかがでしたか? キムチはごはんのおかずにも、お酒のおつまみにもなり、あるととても重宝します。キムチさえあれば、ごはん何杯でもいけるという人もいるぐらい、支持の厚い食べものです。自分なりのアレンジで、好みの辛さに調節してお召し上がりください。
(料理研究家 オガワチエコ)

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