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料理以外にも!「オリーブオイル」の驚きの使い道4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

今や日本でもお馴染みとなったオリーブオイル。健康にいいとされる成分をたくさん含んでいて、使用頻度も増えています。贈りものやお土産などにも用いられるため、たくさん常備しているというご家庭も多いかもしれません。余らせておくのももったいないので、ぜひ違う方法でも使っていただきたいものです。今回は、料理研究家の筆者が、「オリーブオイルの驚きの使い道」をご紹介します。

50122491 - olive oil with fresh herbs on wooden background.

■1:パスタをゆでる際の「吹きこぼれ防止」に

パスタをゆでる際、麺が動き回りやすいようにたっぷりの湯で茹でますが、そのぶん吹きこぼれもしやすくなります。差し水で防ぐ方法もありますが、湯の温度が急に下がって味が落ちてしまいます。代わりにオリーブオイルを少量入れると泡立ちが抑えられ、吹きこぼれもしなくなります。

■2:「ごはん」を美味しく炊きたいときに

ごはんを炊く際にオリーブオイルを入れてから炊飯器にかけると、油分の効果でツヤが出て美味しく仕上がります。ごはんを美味しく炊くには、ほかにも日本酒やハチミツを入れるといった方法もあります。

■3:「肌」だけでなく「髪」に塗って美しく

オリーブオイルにもいくつか種類がありますが、肌に塗るのはエクストラバージンオリーブオイルです。人間の皮脂と同じオレイン酸という成分が多く含まれているので、非常に肌に馴染みやすく、奥まで浸透しやすいのです。頭皮マッサージをしながら髪に馴染ませてヘアパックとして使用することも可能。洗い流したあとは、しっとりツヤのある髪質になりますよ。

■4:「オイルプリング」で喉を潤す

オリーブオイルやココナッツオイルなどの食用油を口に含み、うがいしたりゆすいだりすることをオイルプリングといいます。もともとはインドの自然療法に由来するもので、口臭予防や歯周病予防、デトックス効果などが得られ、美容や健康に有効であるとされています。

いかがでしたか? オリーブオイルは常温で長期保存も可能ですが、それでもゆっくり酸化して品質が落ちていきます。あまり料理をしないという方は、こういった方法で使って有効に利用してください。
(料理研究家 オガワチエコ)

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