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お正月の残りで!サクッと美味しい「揚げ餅」を作るコツ

台湾料理研究家
小河 知惠子

新年気分も薄らいできたころ、もしかして冷蔵庫のなかに、お正月の残りのお餅が余っていたりしませんか? 大きな塊の鏡餅など、どうやって食べようかと迷ってしまいますよね。そこでお勧めしたい食べ方が、揚げ餅です。今回は、料理研究家である筆者が、「サクッと美味しい揚げ餅を作るコツ」をご紹介します。

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■1:よく乾燥させて芯のない仕上がりに

揚げたあとに芯のない仕上がりにするためには、餅をよく乾燥させることです。まず餅を1cm角ぐらいに切り、天日干しにします。ある程度固くなったら、今度は日陰に移してヒビが入るぐらいまで乾燥させます。あまり日に当てすぎると仕上がりの状態が悪くなるので注意しましょう。

■2:膨らむので少量ずつ入れる

お餅を油で揚げると、かなり膨らんで大きくなります。ですから、鍋やフライパンはなるべく大きめのものを使うようにしましょう。また、一度に多く入れすぎると、餅同士がくっつく原因にもなるので、少量ずつ入れるように心がけてください。

■3:中温から高温の油で揚げる

油の温度が低いと、やはり餅同士がくっついてしまう原因になります。ですから、中温から高温ぐらいの温度で揚げましょう。菜箸を入れて気泡が上がるぐらいが、その温度になります。少し高めの温度のほうが油切れもいいものです。

■4:ザルにあけて油を落としてから味つけ

餅の表面がキツネ色になったら取り出します。あまり揚げすぎて固くならないよう注意してください。ザルにのせてよく油を切って、塩や醤油で味つけをします。できたものをそのまま食べてもよいですし、汁ものに入れるなどの食べ方もあります。

いかがでしたか? 揚げ餅は、子どもも好きですし、来客があったときに出すこともできます。余ったお餅も、これで食べきれるのではないでしょうか? むしろ揚げ餅が気に入って、お餅を買い足すことになるかもしれませんね。
(料理研究家 オガワチエコ)

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