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コゲやすい!「カリカリベーコン」をキレイに仕上げるコツ

台湾料理研究家
小河 知惠子

ホテルの朝食などでよく出てくる、カリカリベーコン。味や食感がよくて、家でも作ってみようと思ったりします。でも、これがなかなか難しい。焦げてしまったり、形が崩れたりと、上手くできません。納得いかないまま、食べている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、料理研究家である筆者が、「カリカリベーコンをキレイに仕上げるコツ」をご紹介します。

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■1:油をひかずにフライパンでじっくり焼く

ベーコンを焼く際、フライパンに油をひくと縮む原因になります。中火でじっくり、裏返したりしながら焼いてください。肉から多く油が出てくる場合は、クッキングペーパーなどで拭き取りながらおこなってください。

■2:砂糖を振って焼き色をつける

フライパンにベーコンを入れて火にかけ、ひとつまみ程度の砂糖をふりかけます。しばらく焼くと、砂糖のついた部分がカラメル化してキレイな焼き色がつきます。やや甘みと香ばしさが加わり、コクのある味になります。

■3:真空パックでないものを選ぶ

真空パック入りのベーコンは、やわらかさを保つように添加物が入っていたりします。すると、いくら焼いてもカリカリにはなりにくい。カリカリベーコンに向いているのは、ストリーキーベーコンと呼ばれる脂身の多いタイプのベーコンです。しかし、日本では出回っている数が少ないので、種類豊富なお肉屋さんで探す必要があります。

■4:専用のベーコンプレスを使う

ベーコンプレスは、ベーコンを平たくキレイにカリカリに焼きたいときに役立つアイテムです。アメリカなどの家庭では一般的な料理器具でもあります。ベーコン以外にも、ホットサンドやチヂミなどを作るのにも使えます。インターネットでも購入可能なので、お試しになってみては。

いかがでしたか? 美味しいカリカリベーコンを作ることができれば、毎日の朝食がきっと楽しくなるはずです。パンにはさんだり、細かくしてサラダに入れたりと、アレンジもいろいろできるので、お料理のバリエーションを増やすのにも役立ちますね。
(料理研究家 オガワチエコ)

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