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小料理屋の味に!「出汁巻き玉子」を上手に作るコツ4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

出汁巻き玉子は、居酒屋やちょっとした小料理屋など、いろいろな場所で見かけるメニューです。フワッとした口当たりに、あふれる卵と出汁の味。とろけるような舌触りが魅力です。食べればどれも美味しいですが、好みの味や食感があり、こだわると奥が深いのも特徴です。自分で作るものがナンバーワンだと思えたらいいですよね。今回は、料理研究家である筆者が、「出汁巻き卵を上手に作るコツ」をご紹介します。

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■1:出汁は卵液の2~3割にしておく

出汁は仕上がりを美味しくするために重要なものですが、あまり入れすぎると焼くのが難しくなり、形も崩れやすくなります。出汁の量は、卵液の2~3割程度にしておくのが理想です。

■2:卵は溶きすぎず白身のコシを残す

卵液を混ぜすぎると白身がコシを失い、キレイに仕上がりません。ふわっとした食感を出したいのであれば、混ぜすぎないこと。逆に薄焼き卵を作る場合は、白身にコシがないほうがいいのでよく溶きましょう。

■3:半熟のうちに巻いていく

フライパンに油をひいて中火で熱し、溶いた卵を面に広がるぐらいまで入れます。周囲が固まり始めたら、奥から手前へと巻いていきます。卵が半熟の状態であれば、形も整えやすいです。巻き終えたら奥に押しやり、空いたスペースに残った卵液を流し込んで、同じことを繰り返していきます。

■4:巻きすを使って形を整える

巻き終えたら、最後は巻きすで形を整えます。巻きすで巻いたら、しばらくそのままの状態で置いておきましょう。粗熱が取れるころには、キレイな形に仕上がっています。巻きすがなければ、ラップで包んでも構いません。

いかがでしたか? 出汁巻き玉子はシンプルながら奥が深いので、最初は失敗して当然。何度も挑戦して上手に作れるようになるものです。さらにそこから、青ネギを刻んで入れたり、明太子を入れるなどして、アレンジを加えていけたらいいですね。
(料理研究家 オガワチエコ)

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