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旨みそのまま!「梅干し」がしょっぱすぎたときの対処法4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

梅干しは、ものによってずいぶんと味が違います。酸味が強かったり、塩気が強かったり、食感も固かったりやわらかかったりとさまざまです。自分好みのものであればいいのですが、見た目ではなかなか判断がつきにくい。酸っぱいならまだしも、しょっぱいとカラダにも悪いような気がしてしまいます。そこで今回は、料理研究家である筆者が、「梅干しがしょっぱすぎたときの対処法」についてご紹介します。

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■1:塩水につけて塩抜きする

梅干しを塩抜きする際、真水に浸けると早く塩が抜けるものの、旨み成分まで一緒に抜けてしまいます。それに、表面が水分を含んで水っぽい食感になります。真水ではなく塩水に浸けて、じっくり塩抜きしたほうが、美味しさが保てます。

■2:種を取って刻んでペースト状にする

梅干しの種を取り、包丁で細かく刻んで、さらにすりこぎなどを使ってすりつぶします。そこに砂糖やみりんを加えて味を整えれば、梅ペーストのできあがり。和えものに使ったり豆腐にのせたり、そのままパンに塗るなど、使い道は豊富にあります。

■3:梅茶漬けにしてやわらげる

お茶碗にごはんを入れ、ほぐした梅干しをのせて熱いお茶を注いで、梅茶漬けにしましょう。塩気もやわらいで美味しくいただけます。海苔やわさびをトッピングで入れたり、お茶の代わりに昆布茶などを使うと、さらに本格的な味になります。

■4:魚や肉の調理に使う

梅干しには、魚の生臭さを消したり、肉を柔らかくするなどの効果があります。サバなどのクセのある魚の煮つけを作る際に一緒に入れたり、豚の角煮を作る際に使うと、梅の風味が加わってさっぱりとした仕上がりになります。

いがでしたか? 梅干しは手作りのものをもらうと、しょっぱいことも多いものです。まさかもらいものを捨てる訳にもいきませんから、アレンジを加えて食べて、感想を伝えてあげましょう。
(料理研究家 オガワチエコ)

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