ピンクの口紅やチークカラーに挑戦してみようかなという方必見! パーソナルカラーアナリスト&メイク講師の筆者がパーソナルカラー診断の観点から、大人のための「似合うピンク」を手に入れるための選び方のポイントをお伝えします。
■大人のピンクは「調和」を大切に
購入したけど未使用のピンクリップはありませんか? 30代・40代は流行色・モデル使用色だからと言って、試してみても肌がくすんで見えたり、老けて見えたり…「唇だけ浮いて見える」「なんだかわざとらしい」「なじまない」と、一度失敗してしまった経験があると「私はピンクが似合わないから」と決めつけていませんか? それは、あなたと色が調和していないから似合わないのです。
■「ピンク」には、さまざまな「ピンク」があります
ピンクと一言で言っても「パステルピンク」「ショッキングピンク」「コーラルピンク」「サーモンピンク」など、これ以外にもたくさんのピンク色が存在します。最近では雑誌などでもパーソナルカラーの特集がされるようになり、多くの方がパーソナルカラーを知る機会が増えました。一般的に4分類のSpring/Autumn/Summer/Winter が広く知られていますが、4シーズンにとどまらず、8タイプ・12タイプ・16タイプと広がりをみせてます。
パーソナルカラーによる色の分類は「黄味」「青み」に分け、「濃淡」「強弱」「清濁」などにより4つのグループに分けていきます。ご自分に調和するグループを見つける事で、必ず似合うピンクに出会う事が出来るのでご安心くださいね。
■見分けるポイント
肌・髪・瞳・唇の血色などの特徴で見分けます。
Springタイプ
・肌に黄味がある
・日焼け跡は戻りやすい
・目の黒目は明るい茶
・地毛の色は明るい茶
・若々しい印象に見られる
Autumnタイプ
・黄味の強い肌色
・日焼けしやすい・戻りにくい
・目の黒目はこげ茶
・地毛の色は暗めの茶・黒
・落ち着いて見られる
Summerタイプ
・青みがかったマットな肌
・日焼けすると赤くなる
・目の黒目は赤味の茶
・地毛の色は優しい黒or赤味の茶
・上品に見られる
Winterタイプ
・あまり血色の良くない肌
・日焼けするとキレイに焼ける
・目の黒目は黒・こげ茶
・地毛の色は黒でつややかorこげ茶
・個性的に見られる
※正確にカラーグループを見極めるためには、診断に用いるドレープという色布を活用したプロによる診断がオススメです。
指先を押さえて血色を確認してみましょう
このように指先を押さえてみると、皮ふと血色が透けて見えるので「黄味or青み」がわかりやすいため、コスメカウンターなど色選びの際に用いている場合もあります。
「似合うピンク」にトライして新たな自分に出会う
・Sprigタイプ:黄味よりの「コーラルピンク」「ピーチピンク」
・Autumnタイプ:黄味よりの「サーモンピンク」「オレンジよりのピンク」
・Summerタイプ:青み系の淡い「ピンク」「ローズピンク」「ピンクベージュ」
・Winterタイプ:青み系のハッキリめ「ピンク」「ローズピンク」「チェリーピンク」「フューシャピンク」
さあ、あなたは何タイプでしたか?
購入は必ず唇に試してから
新しいリップを購入する際は必ず「唇で色を試してから」購入しましょう。見た目の色と実際に唇に色をのせるのでは、仕上がりが違います。リップの種類によってもテクスチャーや発色が異なります。その人の皮ふの色、唇の色と調和して初めて「あなただけのピンク」になります。面倒がらずに必ずお試しくださいね。チークカラーも同系のピンクでバランスをとりましょう。口元にポイントをおくときはチークはほんのりと血色を添える程度に。
いかがでしたか? ぜひ「あなただけのピンク」で大人の洗練されたピンクリップを楽しんでください。
(パーソナルカラーアナリスト コスメコンシェルジュ 市川 愛子)
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