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春こそインナーケアで美肌に!乾燥から肌を守る食べもの3つ

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

気温が上がるとともに紫外線対策に目が向きますが、乾燥肌対策もまだまだ油断できません。風が強い日も多い春の湿度は、冬場とさほど変わりません。紫外線が強くなるこれからの季節は、とくにお肌の水分量を保ってバリア機能を高め、お肌をダメージから守りましょう!

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■春の乾燥からお肌を守る食べもの3つ

(1)亜麻仁油

亜麻仁油の主成分であるα-リノレン酸は、体内で血液サラサラでお馴染みのDHAやEPAに変換され、血管と血液の健康を守ります。さらに亜麻仁油に含まれるポリフェノール「リグナン」は、体内でエストロゲンと同じような働きをします。エストロゲンは、お肌の水分量を保つ働きやコラーゲンを増やす働きもあり、お肌を乾燥から守ります。亜麻仁油は酸化しやすいオイルですから、加熱せずそのまま使い、開封後は冷蔵庫に入れて早めに使いきりましょう。

(2)青魚

EPAやDHAが豊富な食材といえば青魚ですね。EPAやDHAは、オメガ3系脂肪酸といわれていますが、オメガ3系の脂肪酸は細胞膜を作る役割もあります。細胞膜がしっかりとした細胞は、細胞同士の結びつきも強く、お肌のバリア機能も高まります。オメガ3系脂肪酸が少ないとバリア機能が低下し、乾燥を引き起こす一因となるそうですから、しっかり摂りたいですね。

(3)ヨーグルト

腸内環境が悪い状態にあると、本来排出されるべき毒素や老廃物が血液に取り込まれ、お肌をつくるタンパク質がスムーズに作られなくなり、お肌の水分量が低くなるのだそうです。ヨーグルトを毎日食べることで腸内環境が改善され、おのずと血液がきれいになり、健康的なお肌の生まれ変わりをサポートします。

春は行楽シーズンでもあり、お肌にダメージを受けやすい季節です。外側からのケアに加えて内側からも保湿し、お肌を乾燥から守りたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ベジフル発酵ジュースとレシピ」(2018年・日東書院本社)、「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)

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【参考】
アマニのちから 1 美と健康を育てる、女性の味方 – 日本アマニ協会
知っておきたい肌(皮膚)のしくみ – 大塚製薬
加齢に伴う皮膚水分量蒸散両の変化とn-3系脂肪酸の関わりについて(PDF) – 麻布大学学術情報リポジトリ
ヨーグルトの皮膚機能改善作用に関する研究を、日本皮膚科学会で発表しました – 明治

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