汗ばむ夏は、涼しげな表情でいたいもの。ですが、日焼けで黒くなったり、くすんだりと夏の肌は、透明感が失われがち。そんなときにおすすめなのが、みずみずしさを感じさせる“涼感メイク”。
今回は、大人の肌に透明感を与えてくれる“涼感メイク”をご紹介します。
■水色のコントロールカラーで透明感を仕込む
スノー メイクアップ ベース UV35/Dior
みずみずしく透き通ったような肌をつくるには、下準備が肝心です。化粧下地を塗ったあと、ファンデーションの前に水色のコントロールカラーを使って、肌の色味を調整しましょう。
全体に塗ると白浮きの原因になるので、目の下や鼻の周りなどに使うのがコツ。影や赤みが出やすい部分に明るさが生まれ、透明感がアップします。
(SPF35 PA+++ 30ml 全3色 税抜価格6,000円)
※画像カラー:30 ML ブルー
■ほんのりピンクに発色する紫チークをON
グローオン(レフィル)/shu uemura
「透明感が出る!」と雑誌やネットで話題の紫チーク。血色が悪く見えそうに感じるかもしれませんが、肌にのせると淡いピンクに発色して上品な透明感を与えます。
こちらのM225はマットな質感で、頬にふんわりのせるとソフトフォーカス効果も期待できます。
肌から浮いてしまう場合は、ベージュやゴールド系のハイライトで周りをぼかすとなじみやすくなりますよ。
(全36色 税抜価格2,500円)
※画像カラー:M225
■目元のブルーは「さりげなく」が正解
カラー グラデーション パレット/Dior
涼感メイクの主役は、ブルーのアイシャドウ。
ただし、青みカラーだけでグラデーションをつくるとケバくなりがちです。まず下地として、アイホール全体に手持ちのベージュのアイシャドウを塗っておきましょう。そして、その上にパレットの左から2番目の淡いブルーをのせると自然な印象に。右の締め色はアイラインを引くように細く入れます。
柔らかさを出したいときは、目の下に下地用に使ったベージュを塗るとよいでしょう。
(ノープリントプライス)
※画像:001 ブルーグラデーション(限定品のため現在購入不可)
■口元はみずみずしいナチュラルピンクに
ヴォリュプテ ティント イン バーム、ヴォリュプテ ティント イン オイル/イヴ・サンローラン・ボーテ
目元にブルーで存在感を出したなら、口元は淡いピンクでナチュラルに。
うるっとした質感のティントリップ、ヴォリュプテ ティント イン バーム 3 でみずみずしさを演出しましょう。これだけでもOKですが、ぷるんとした唇になりたい方は、ヴォリュプテ ティント イン オイル 4 を重ねてください。
うっすらとしたピンクなのでバームの色味を生かして発色します。
画像上:ヴォリュプテ ティント イン バーム(全12色 税抜価格4,300円)
画像下:ヴォリュプテ ティント イン オイル(全8色 税抜価格3,800円)
ブルーや紫は、肌から浮きやすかったり、派手に見えたりしやすい色味ですが、塗り方を工夫すれば涼しげで上品な雰囲気を出すことができます。
手持ちの似た色味のアイテムでも再現できるので、試してみてくださいね。
(コスメコンシェルジュ/古賀 令奈)
【関連記事】
・アラフォー美容の新定番!2017年上半期つやプラベストコスメ大賞
・プチプラも!美容家が選ぶ、上半期ベスコス〜メイク編4部門
・“できる”女はメイクが違う!プロが教える職場メイクのコツ
・夏のメイクに自信!美容家も使っている優秀UV化粧下地4選
【参考】
※スノー メイクアップ ベース UV35 – Dior
※グローオン(レフィル) – shu uemura
※カラー グラデーション パレット – Dior
※ヴォリュプテ ティント イン バーム – イヴ・サンローラン・ボーテ
※ヴォリュプテ ティント イン オイル – イヴ・サンローラン・ボーテ