2017年09月24日

香り付き名刺で印象UP！プロが教える最新「香り習慣」３つ

原田かれん

季節もようやく秋へ。「スポーツの秋」「秋の長雨」と言われますが、スポーツでかく汗や長雨による洗濯物のにおいなど、秋は香りが気になる季節でもあります。

今回は、スタイリストの目線から今どきの香り事情をご紹介します。

■香りは第一印象につながる!?

においを感知する嗅覚は、五感の中の一つ。嗅覚は五感の中で唯一、大脳辺縁系と直接つながっています。
この大脳辺縁系は、記憶や感情を司る脳であるため、一般的に香りは感情や記憶と密接な関係があるとされています。

■名刺を香らせ印象に残る名刺交換を

「キャリアウーマンの中には、名刺に香りづけをすることで、第一印象をより鮮明にする方もいます」とお話しくださったのは、アロマ調香デザイナーの齋藤智子さん。
国内外の様々な香りをデザインされる齋藤さんのもとには、自分のイメージに合わせて調香したオリジナルのブレンドアロマをオーダーするお客様がいらっしゃいます。
そんな香りのプロフェッショナルの齋藤さんがおすすめするのが「名刺を香らせる」という香りの使い方。名刺交換の際にふっと香るオリジナルの香りがきっかけとなり、印象に残る名刺交換になるとのこと。
記憶に残りやすい香りを使った名刺交換は、キャリアウーマンにとっては強い味方になるかもしれません。

■下着を香らせ自分で香りを楽しむという新しい習慣

「周囲が気になって香水が使えない」という方におすすめなのが「下着を香らせる」という香りの使い方。
インスタグラムでは「＃アロマブラ」などのハッシュタグが使われており、下着を香らせることで自分自身が楽しむ、という香りの使い方が投稿されています。

毎日使うランジェリーだからこそ、お洗濯の時に香りづけを行ってみてください。ランジェリーを身に着けている自分だけが香りを楽しむというスタイルになります。
その他にも、香りが数週間続く衣料用の香りづけアイテムも販売されており、クローゼットの中でも香りを楽しむことが出来ます。

■髪を香らせ残り香までも印象に

何かとにおいがつきやすい髪。嫌なにおいが付くのを防ぐために、髪を香りづけする方もいます。

髪用の香水も市販されているので、シャンプーとは違う香りを付けることができます。ヘアアレンジに使うスプレーなども、香りを重視して選んでみるのも良いでしょう。

また、アロマオイルを抽出する際にとれる「ハーブウォーター」を使うのもおすすめ。ほんのりアロマの優しい香りが髪に残ります。

今回は、スタイリストの目線から今どきの香り事情をご紹介しました。

お気に入りのファッションで気持ちが上向きになるのと同じで、香りもファッションと同じように気持ちに影響してきます。お気に入りの香りで、気持ちよく毎日を過ごしていきましょう。
（ファッションコンサルタント/ライター/スタイリスト　原田　かれん
美大卒業後、グッチ、シャネルのラグジュアリーブランドにてファッション業界のキャリアを重ねる。現在は、ファッションコンサルタント、ライター、スタイリスト、PRとして国内外ファッション美容業界で活動中。）

【参考】
※齋藤智子プロフィール

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