東京の渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズを主会場に、2017年10月16日から7日間にわたって開催された「Amazon Fashion Week TOKYO 2018S/S」。ここでは、参加した55ブランドから2018年春夏コレクションが発表されました。
今回は、発表されたコレクションから「アラフォー世代に取り入れやすいトレンド」をレポートします。
■花柄ブームは継続中 ロマンチックな春夏スタイルを
VIVIANO SUEでは、ロマンティックなワンピースが登場。前シーズンに続き、今シーズンも花柄が人気となっています。前シーズンは、花柄の刺繍が施された民族調のテイストのカフタンシャツなどがトレンドとなりました。今シーズンは、その花柄をロマンティックテイストで楽しむようなスタイルが提案されています。
ふんわりとしたシフォン素材に花柄を刺繍したフリルワンピースなど、女性らしい繊細な柔らかさをイメージさせるコレクションが数多く見られました。
アラフォー世代におすすめなのは、柔らかい素材に花柄の刺繍が施されたワンピース。スモーキーなピンク、グリーンなど落ち着きのある色を選ぶとオフィススタイルにも対応できます。
また、ロマンティックテイストつながりでフリルも人気です。小さめのフリルが施されたシャツなどは、毎日のスタイリングにも取り入れやすいアイテム。襟廻り、肩口、前身頃の切り替えしに小さなフリルがついているとアクセントとなり、縦のラインが強調されて体型カバーになる場合もあります。
画像:Amazon Fashion Week TOKYO
■スカート丈は長め
2018年の春夏のスカート丈は、長めが主流。トレンドのハイウエストに合わせやすいフレア型が数多く見られました。
ひざ下丈のフレア型は、アラフォー世代でも取り入れやすいスタイルです。きれいな着こなしのポイントは「シルエット」。アルファベットのAをイメージさせる「A型シルエット」を作るようにしましょう。下半身に安定感を出すことで、上半身がコンパクトに見えて、すっきりとした印象になります。
ローヒールもハイヒールも合わせやすいスタイルです。パンプスを合わせてロマンティックなテイストでまとめたり、ローファーなどの男性的なテイストのシューズを合わせてアクセントを加えるのも良いでしょう。
画像:Asian Fashion Meets TOKYO(Philippines)コレクション
■ギンガムチェック、ストライプの波はアジアにも
Asian Fashion Meets TOKYO(Philippines)では、色鮮やかなウエアが登場。
欧米では、2017年の春夏のトレンドであったギンガムチェックやストライプ。セレブの水着シーンなどで見られた方も多かったのではないでしょうか。
このギンガムチェックとストライプの波が、いよいよアジアに上陸。イエロー、ブルー、グリーンなど春夏の明るいイメージに合わせたカラーのアイテムが発表されました。
鮮やかなカラーやの柄物アイテムは、大人のリゾートシーンのスパイスに。春夏のお出かけ時に、楽しんでみてはいかがでしょう。
画像:Amazon Fashion Week Tokyo
thibautコレクション
■リラックスできるルームウエアも注目
thibautでは、こだわりのリラックスウエアが登場。
「ふわふわパジャマ」などリラックスウエアが人気の日本。着心地の良いリラックスウエアを着て過ごすインドアライフは、もはやトレンドスタイルになっています。
そんな中注目したいのが、今シーズンRUNWAYデビューしたthibaut(ティボー)。古着屋から生まれたリラックスウエアのブランドです。
見た目も柔らかなニットやノスタルジックな雰囲気のフリルなど女性らしさが詰まったリラックスウエアが発表されています。おうちの中でも「かわいい」「きれい」にこだわりたい方には、要チェックのブランドです。
画像:thibautコレクション
今回は、Amazon Fashion Week TOKYO 2018S/Sで発表された2018春夏コレクションから、つやプラ世代に簡単に取り入れやすいトレンドをご紹介しました。
花柄、長め丈スカートなど取り入れやすいアイテムがブームの予感。お手持ちのアイテムと組み合わせて、自分らしいファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(ファッションコンサルタント/ライター/スタイリスト 原田かれん
美大卒業後、グッチ、シャネルのラグジュアリーブランドにてファッション業界のキャリアを重ねる。現在は、ファッションコンサルタント、ライター、スタイリスト、PRとして国内外ファッション美容業界で活動中。)
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