同窓会や友人とのちょっとしたパーティや女子会。そうした席では、何か周りと違うアイテムで差をつけたいもの。例えば、日本の伝統を今に伝えるようなアイテムを選ぶのもひとつの方法です。
■使い勝手のよい、金箔を用いたパーティバッグ
金沢は全国の金箔生産量99%のシェアを誇る産地。江戸時代には箔類の製造・販売を禁じられた時期がありましたが、明治維新とともに再び可能となりました。金沢箔は美術工芸品に生かされてきましたが、現在はテーブルウェアやアクセサリーなどにも使われています。中でも、集まった人たちの話題になりそうなのがパーティバッグ。黒地にドット柄のデザインはパーティだけでなく、普段のお出掛けにも使いやすく、洋装・和装どちらにも合います。
■職人がひとつひとつ作る久慈琥珀のリング
大人気だったNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』の舞台、岩手県久慈市。ここが産地の久慈琥珀は約8500万年前の南洋スギの樹脂がもとになったと考えられており、商業用として使われている中では最古のものです。また、色も黄、茶、赤、白、青、緑、黒など約250種類あると言われています。久慈琥珀は、ペンダントやブローチ、ネックレスなどアクセサリーの種類も豊富。中でもリングは落ち着いた色味で、大人の女性の指をより美しく見せてくれます。
■七宝焼の華やかなイヤリングも魅力的
愛知の伝統工芸品・七宝焼も周りに差をつけるアイテムのひとつ。「七宝」とは、法華経の仏教典にある七つの宝石「金・銀・瑠璃・シャコ貝・瑪瑙(めのう)・マイエ(貝殻の一種)・真珠」ほど美しい焼き物、というのが語源だと言われています。
七宝焼は飾り皿や素晴らしい花瓶などが有名ですが、手軽に購入できるアクセサリーもあります。例えば、顔周りを明るく見せてくれる美しいイヤリングは持っておきたい一点。また、ペンダントもあり、両方揃えると重宝しそうです。
古くからあるものを今に生かしたアイテムたち。歴史や由来を知ることでより一層愛着もわきます。長く大切に使いたいものですね。
(つやプラ編集部)
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