秋になると深みのある色の服を着たくなりますが、そのなかには顔色が悪く見えたり、実年齢より上に見えてしまう色もあります。
スタイリストの筆者が、40・50代がさけるべき秋のトップスカラーと、おすすめの秋色トップスをご紹介します。老け見えしない着こなしも併せて解説します。
■老け見え注意!40・50代がさけるべきトップスカラー3色
肌色がくすんで見えがちな「ダークグレー」
ベーシックなカラーとして重宝する「ダークグレー」ですが、それをトップスに使うと肌色がくすんで見えたり、シミなどが目立って見えてしまうこともあります。
どうしてもトップスとして着用したい場合は、白いインナーを入れて明るさとメリハリをプラスすると◎。もしくは、ボトムスとして取り入れるのがおすすめです。
おばさん見え注意な「バーガンディー」
代表的な秋カラーとして注目され続けている「バーガンディー」。ですが、ブラウンみが強い暗めのバーガンディーは老け見えしがち。肌の色によっては、グレー同様にくすんで見えてしまうこともあります。
なるべく明るめのバーガンディーを選び、顔周りにアクセサリーをプラスすると若々しく見せることができます。
地味な印象になってしまう「カーキ」
定番カラーの「カーキ」は落ち着いた雰囲気を演出する一方で、モサっと地味な印象を与えてしまいがち。
カーキをトップスに取り入れる場合は白が混ざったようなまろやかなカーキにするか、シンプル過ぎず、デザインにポイントがあるものを選ぶようにすると地味見えを回避できます。
■パッと華やぐ!大人におすすめの秋カラーコーデ3選
(1)大人が取り入れやすいピンク系「マゼンタ」
(スウェットライクフーディ/any FAM 税込価格5,500円)
赤紫系の濃いピンクの「マゼンタ」は、大人におすすめのピンクカラー。フェミニン過ぎない女性らしさを演出してくれます。
ピンクと相性の良いグレーのパンツを合わせ、マイルドなコーデにしてみましょう。インナーに白タートルを入れると、さらに顔色がパッと明るくなります。
(2)落ち着いた色味の秋服を華やかに見せる「オレンジ」
(ドルマンニットプルオーバー/YECCA VECCA 税込価格6,990円)
「オレンジ」は、ダークカラーばかりになりがちな秋冬のアウターやボトムスの差し色となり、明るくハツラツとした印象を与えることができます。特にブラウン系カラーとの相性が良く、1つ持っていると「コーデに色が足りない」という時に活躍してくれます。
ニットならデニムでカジュアルダウンさせて程よく抜けのあるスタイルにまとめると、おしゃれに見せることができます。
(3)洒落見え間違いなしの「ピスタチオグリーン」
(ヴィンテージサテンロングシャツ/YECCA VECCA 税込価格10,990円)
グリーンにイエローがプラスされたような「ピスタチオカラー」は今年注目カラーの一つでもあり、取り入れるだけで今っぽく洒落て見えます。
こちらもオレンジ同様、秋冬の暗めカラーの差し色としても使えます。ブラック、ネイビー、ブラウン、ベージュとベーシックカラーどの色にも合わせやすいのもポイント。
長め丈のシャツで取り入れればカジュアルなパンツとスニーカーを合わせてもラフにならず、今っぽいコーディネートが完成します。
明るい印象を与える色を選べば、シンプルなアイテムでも華やかで若々しく見えること間違いなしです。コロナ禍で憂鬱な気分になることも多いですが、洋服の色の力を借りて毎日を少しでも元気に過ごしていきましょう!
(スタイリスト/ライター 森田 文菜)
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