真冬の時期の買い物では、「今すぐ着られる服」か「暖かくなってから着られる服」のどちらを買うべきか悩みますよね。ですが、せっかくお金を出して買うのなら、「今から着られて、春にも活躍する服」を選ぶことが一番かしこい買い物です。
スタイリストの筆者が、2月から活躍する新作春アウターをユニクロ・GUからピックアップしました。
■冬から活用できる「ユニクロ・GUの新作春アウター」4選
(1)冬アウターの中にインできる「デニムショートジャケット」
(デニムショートジャケット/ユニクロ 税込価格4,990円 画像提供:ユニクロ)
春アウターの王道といえば、デニムジャケット。今年はコンパクトなショート丈が流行しているので、ぜひ新しいトレンドシルエットのデニムジャケットを手に入れてみてください。
もちろん、デニムジャケットをアウターとして使うのはまだ先。今の時期は冬のアウターの中にライナー代わりとして仕込むのが正解です。
新作デニムジャケットはシルエットがコンパクトなので、冬のコートの中に仕込んでもかさばったり着膨れしたりしません。春になったらサッと羽織る、もしくは前ボタンを閉じてトップス風に着るのもオシャレですね。
(2)春でもモードな気分を味わいたいなら「MA-1」
(MA-1ブルゾン/ユニクロ 税込価格5,990円 画像提供:ユニクロ)
春は軽やかな色や素材のアイテムを積極的に取り入れたくなりますが、春だからこそ「モードライクな着こなし」に挑戦するのもおすすめです。例えば、黒のジャケットをメインにしたモノトーンコーデや、メンズライクなMA-1を使ったコーディネートなど。この春、そんなマニッシュスタイルに挑戦したい方は、ユニクロから登場している男女兼用のMA-1をゲットしてみてください。
MA-1は寒波の日はむずかしくとも、気温10〜15度の日中なら一枚で十分対応できます。暖かいインナーやニットを重ねれば、初春、初秋、初冬の3シーズンは使えるはず。
持っていて損はないライトアウターなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
(3)冬は重ね着、春はアウターになる「ミリタリーブルゾン」
(ミリタリーブルゾン/GU 税込価格3,990円 画像提供:GU)
「シャツブルゾン」という新定番のライトアウターが登場した近年。今年の春もGUから新たなミリタリーブルゾンが登場しています。
さすがにこれ一枚をアウターとして着るのは4月以降が無難ですが、重ね着アイテムとして活用するなら今からでも活用できます。ブルゾンのインナーはオフホワイトまたはブラックのハイネックセーターを仕込んで、カジュアルミックススタイルに挑戦してみてください。
(4)タイムレスに着られる「ダブルブレストブレザー」
(ダブルブレストブレザー/GU 税込価格4,990円 画像提供:GU)
もう一つ見逃せないタイムレスなライトアウターといえば、ダブルブレストジャケット。テーラードジャケットは真冬・夏以外のシーズンは基本的に活躍できますし、シーンを選ばないのも魅力的なポイントです。
もちろん、今の時期は他のライトアウター同様に、冬のコートの中に仕込んで取り入れましょう。冬アウターの中にダブルブレストジャケットを仕込むとしっかり暖かくなるので、ジャケットの中に着るインナーは薄手のセーターやカットソーでOK。
春先になったら、Tシャツにデニムといったフレンチルックでサラッと着こなして。
■アイディア次第で春アウターは今からでも活躍
今から春ものを買うとなると、すぐには着られないので手が出しづらいですよね。しかし、それも考え方、捉え方次第。
春アウターは、春にしか着られないわけではありません。春アウターは基本的に薄手素材が多いので、冬のコートの下にも仕込みやすいです。
重ね着ができるかという点をふまえて買い物をすると、長く活用できるアイテムを選べます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
(ファッションスタイリスト・ライター 角 佑宇子)
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