もうすぐ長く寒かった冬が終わり、出会いと別れの春がやってきますね。そんな春先にアイライナーを買い換えたい! と考えているあなたに、ヘアメイクアップアーティストとして芸能人などにメイクを施す筆者が、お悩み別やなりたいイメージ別で使い勝手や発色が良いアイライナーを新製品含め、ご紹介いたします。
■ブラックのアイライナーだけどキツく見えたくないときに
LB スマッジジェルアイライナー/LB
くっきりはっきり、落ちにくさがウリのジェルアイライナーですが、こちらはその名の通り「ぼかして使う」変わり種。落ちにくさは従来のジェルアイライナーそのままで、ラインを引いてからすぐに綿棒やブラシでぼかすときつすぎないのにフレームがはっきりとした目元を作ることができます。ぼかして使うタイプのアイライナーならば、目尻は延ばしたりハネアゲたりせずに自分の実際の目尻の長さにとどめておくとより自然な目元になります。
きつい目元を優しくしたいときには、「ブラック以外の色のアイライナーを使う」というのもひとつの手ですが、髪色や眉の色に合わせるのがナチュラルメイクの常識。黒髪などで、ブラックを使わなくてはならないときにはこのようにぼかすことで両立できます。ぼかす前提で考えるとアイシャドウにもなるので、アイラインとアイシャドウを2in1で、と考えると節約&時短になりますね!
※写真はジェットブラック (全5色 税抜価格800円)
■まつ毛埋めが苦手でリキッドアイライナーに手が出せない
kiss リキッドシャープライナー/kiss
リキッドアイライナーでまつ毛のすき間を埋めるのが苦手で、ペンシルアイライナーを使っていた方に朗報! 極細でまつ毛のすき間をしっかりと埋められるタイプが登場。フェルトペンタイプではなく毛の集合タイプなのでハネアゲなど目尻をスッと自然に細く終わらせたい時にもぴったりです。マルチプルーフタイプですがオフの時にはお湯で簡単に落とせます。
今回のイチオシは写真にもあるブラウン。このブラウンの色みが大変絶妙なのです。赤みすぎるとアイシャドウの赤みと同化してアイラインが目立たなくなったり、明るすぎると肌の黄みや影に隠れてなじみすぎてしまったり、またオフィス向きでなかったりするのですが、これはちょうど赤みと黄みの中間くらいのブラウン、そして明るすぎないのでしっかりとアイライナーの役割を果たして目元にインパクトを与えてくれます。
※写真は02brown (全2色 税抜価格1,000円 3月22日発売予定)
■とにかくパンダ目になりたくない
CEZANNE ジェルアイライナー/CEZANNE
アイライナーの定番色と言えばブラック、ここ数年はブラウンも加わってさまざまなテクスチャーや色みのアイライナーを見かけるようになりましたが、さらに認知度が上がっていると感じるのがネイビーです。簡単にいえばブラックはオールマイティ、ブラウンはどちらかと言うと黄み肌になじむ色みとされています。ネイビーは赤みのある肌や色白さんにぴったりの色で、やはりカラーアイライナーながらもきちんと感を出してくれるのでオフィス使いも可能です。ネイビーの良いところはきちんと感を与えてくれるだけでなく白目をクリアに見せてくれること。
ジェルアイライナー特有の落ちにくさやフィット感もお任せ。パンダ目が気になる方は「ブラック以外の色」での「ジェルアイライナー使い」がおすすめなのでぜひ試してみてくださいね。かなり目元のにじみは気にならなくなると思います。
※写真は40ネイビー (全4色 税抜価格500円)
本日ご紹介したアイライナーは他にも色のラインナップがありますので、目元のお悩みやなりたいイメージ別でカスタマイズしてみるとかなり目元のメイクに幅が出てくると思います。お値段もお手頃なので、全てそろえてみるのもアリかもしれませんね。変化を楽しんでみてください。
(MANAMI)
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【参考】
※LB スマッジジェルアイライナー – LB
※kiss リキッドシャープライナー – kiss
※CEZANNE ジェルアイライナー – CEZANNE