秋になると流行るのはチェック柄。今年はその中でも「グレンチェック」が注目されています。
グレンチェックとは、千鳥格子とヘアラインストライプを組み合わせた大柄のチェック柄のことです。グレンはスコットランドやアイルランドの峡谷を意味し、そこで織られたチェックであったことからグレンチェックの名前がついています。
今回は、今年らしいグレンチェックの着こなし方をご紹介します。
■グレンチェックのボトムスと秋色カラーで定番秋コーデ
グレンチェックは、遠目に見えるとグレーのような無地見えがするので、柄物のコーディネートが苦手な方にも取り入れやすいのが特徴です。またメンズの定番素材なので、かっちりとした雰囲気が出せます。ボトムスとして一本あると便利です。
モノトーンやブルー系でコーディネートすると、寒々しく見えたり、堅く見えがちです。テラコッタやボルドー、マスタードなどの暖色系の秋カラーとの相性が◎。
もう1本追加するなら、このような変形スカートをチョイスすると、コーディネートに遊びが出てメリハリがつきます。
イレギュラーなデザインでも、グレンチェックを使用すると浮かずにしっかりして見えるので、30代・40代向きといえます。
■グレンチェックのワンピースで今年らしいスタイルに
今年は、グレンチェックのワンピースやセットアップも数多く出ています。全身でコーディネートすることでグッと今年らしくなります。
ほっこり見えがちなマキシ丈のワンピースも、グレンチェックを使用するとシャープな印象に。靴をスニーカーに替えれば、ちょっとしたお出かけにも対応できます。
モノトーンが多いグレンチェックですが、今年はモノトーン以外のグレンチェックも出ています。ただの無地よりもデザインにアクセントがついて新鮮です。
■まずは小物で取り入れてみても◎
全身が無地になりやすく、コーディネートにメリハリがつかない人は、小物で取り入れてみてはどうでしょう?
グレンチェックのストールやマフラーは、コートにも合わせやすいので1枚あると便利です。また、合わせて帽子や手袋をグレンチェックで合わせると統一感が出て、それだけでおしゃれ上級者に見えますよ。
大人の女性にピッタリなグレンチェック、ぜひ使いこなしてみてください。
(レタル店主/デザイナー・パタンナー ヒグチトモミ
様々な白いシャツを展開するWEBショップ「白いシャツの店レタル」の店主。何社かのアパレルでデザイナー、パタンナーを経験し独立。繊維製品品質管理士取得者。不定期に「レタル食堂」も開催している。)
【関連記事】
・ストッキングでオバサン認定?やりがち「サンダル」NG3つ
・お金持ちが好む色って?愛と運を引き寄せる物選びのコツ3つ
・プロが伝授!GU・ユニクロのワイドパンツの大人コーデ術
・ヨガにも普段着にも◎!プロ厳選のブラトップ3つとコーデ術
【参考】
※オンワード