海や山にプール、フェスにキャンプと、アウトドアのイベントが多い夏ですが、そんな時のアラフォー女性のメイクはどうしたらいいのか迷いますよね。
美容エディター&ライターの筆者が、アウトドアイベントの時におすすめの落ちにくいメイクアイテムを5つご紹介します。
■ポイントメイクを絞り、日焼け止めの重ね塗りを
アウトドアイベントの時に、紫外線をカットしたいのは当然ですよね。
しかし、あまりにも隙なくしっかり塗ったフルメイクは、アウトドアに似合いませんし、汗で落ちることが心配になります。とはいえ、すっぴんでは出かけたくないし……。メイクの悩みは多いものです。
落ちにくいコスメを使う
おすすめの方法は、落ちにくいコスメを使うことです。
ポイントメイクは眉とチークに絞り、アイメイクはマスカラとアイライナーだけ(好みによってはマスカラだけでもOK)にします。ファンデーションも思いきってカットし、トーンアップ効果のある日焼け止めを何度も塗り直しましょう。
ファンデーションをカットして日焼け止めを
ベースメイクは崩れないタイプのファンデーションを塗っても良いのですが、ファンデーションを上から何度も塗り足すことはあまりなく、ハンカチやタオルで汗を拭いたりすると色がついてしまうなど、気になることが多いと思います。
また、日焼け止めは、何度か塗り直す方が本来の紫外線カット効果を発揮します。日焼け止めだけなら、細かい崩れを気にすることなく気軽に上から塗り足しやすいので、アウトドアイベントの時にはおすすめの方法です。
■アウトドアイベントの時におすすめのコスメ5選
(1)アイブロウ リクイッド/エレガンス
筆ペン型で、リキッドタイプのアイテムです。眉毛の足りない部分や眉尻などに毛を描くように描き足すと、ごくナチュラルな仕上がりになります。
1度乾くとピタッと密着し、指でこすっても落ちません。筆者の体験では、気温36度の猛暑日の野外ライブでも落ちませんでした。
画像カラーは「BR21」ですが、どの色も単なる“茶色”ではなく、肌色にうまくなじむ濃度と色合いなので、髪色などに合わせて選ぶと良いでしょう。
(全4色 税抜価格3,000円 エレガンス コスメティックス)
(2)ア マスカラ ウルトラファイン/ワトゥサ
根元からグルンと立ち上がる「カーブ力」、不自然にならずにまつ毛を長くする「ロング力」、汗や水、皮脂にも驚くほど強い「ウォータープルーフ力」が素晴らしいマスカラです。
筆者は、「アイブロウ リクイッド」と同じく、猛暑日の野外ライブでもまったくにじんだりカケラが落ちるようなこともなかったことから、この夏とても頼りにしています。
定番の黒もよいのですが、渡辺サブロオ氏こだわりの紫がかったブルーも秀逸なアイテムです。青が悪目立ちすることなく、目元に涼しげなニュアンスを与えてくれます。
(全2色 税抜価格2,600円 ワトゥサ・インターナショナル)
(3)ウォータープルーフ チーク/ファシオ
パウダータイプなのに、ウォータープルーフという頼もしいチークです。朝塗って夜まできちんと色が存在しているので、海やプール、汗をかくアウトドアイベントの日でも安心です。
画像カラーは、左から「OR-1」「PK-2」です。
実はコーセーは、以前からシンクロナイズドスイミングの日本代表チームのメイクをサポートしています。長年にわたって“水に強く落ちないメイク”を研究し尽くしているということです。
(全4色 税抜価格1,400円 コーセーコスメニエンス)
(4)UVイデア XL プロテクショントーンアップ/ラ ロッシュ ポゼ
高い紫外線カット力を持ちながら、敏感な肌にも使いやすい大人気の日焼け止めです。2018年の春に仲間入りしたトーンアップタイプは、白浮きせず、自然に顔色全体を明るいツヤ肌に仕上げてくれます。
筆者は、リゾート地の海で泳いでも落ちにくく、2時間おき程度に塗り直していたらシミが増えたりすることもありませんでした。重ね塗りしてもムラっぽくならずきれいになじむので、アウトドアイベントの際にぜひお使いください。
(SPF50+ PA++++ 30ml 税抜価格3,400円 ラ ロッシュ ポゼ)
(5)リアルラスティングアイライナー24hWP/K-パレット
水、汗、皮脂に強く、とにかく落ちにくいことに定評のあるリキッドアイライナーです。筆のコシも絶妙でラインを引きやすく、目尻を跳ね上げるキャットラインもごくナチュラルなラインも自由自在に描くことができます。
筆者が使用した際には、ゲリラ豪雨で湿度90%の日も落ちませんでした。
画像カラーの「SBスーパーブラック」は、くっきり美しい黒ですが、現在限定発売中のパールの輝きが上品な「SHB1シマーブラウン」や、黒より柔らかく顔になじむ「DBディープブラウン」もおすすめです。
(全8色 税抜価格1,200円 クオレ)
優秀な落ちないコスメを駆使して、崩れを気にせず真夏のイベントを思いきり楽しんでください。
(美容エディター&ライター 斎藤真知子
編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。)
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【参考】
※アイブロウ リクイッド – エレガンス
※ア マスカラ ウルトラファイン – ワトゥサ
※ウォータープルーフ チーク – ファシオ
※UVイデア XL プロテクショントーンアップ – ラ ロッシュ ポゼ
※リアルラスティングアイライナー24hWP – K-パレット