30代、40代は顔のたるみが気になる方も多いと思います。そこで、たるみ改善に役立つのが「チーク」です。チークは入れ方によって、頬が上がって見えます。
ヘアメイク、コスメコンシェルジュとして活躍する筆者が、顔のたるみ改善に役立ち、小顔に見せるチークの入れ方をご紹介します。
■チークで変わる美人顔の作り方
チークが入る範囲は、画像のように「小鼻と耳上の線と、小鼻と耳下の線が交わる場所の範囲」が基本になります。
チークがスタートする場所は、「黒目の中心の延長線上」です。それよりも内側からチークを入れれば「幼い、かわいい」というキュートなイメージになり、外側に入れると「知的、クール」といった大人なイメージになります。
チークの終わりは、画像のように「耳から指2本分くらい隙間をあけたところ」までにすると、バランス良く見えますよ。
■骨格別のチークの入れ方
「基本のチークの入れ方をしてみたけれど、もっと小顔にみせたい」という方に、骨格に合わせた応用チークの入れ方をご紹介します。
(1)丸顔
丸顔の方は、チークを横に入れると、さらに丸くみえてしまいます。基本の入れ方で行うか、もしくは、画像のように「斜め上」に入れるようにすると、たて長効果ですっきりみえますよ。
(2)エラが張っている顔
エラが張っている方のチークの入れ方は、基本のチークと違って少し応用が必要です。
スタートする場所は、基本のチークと同じ黒目中心の延長線上からですが、画像のように「エラに向かって斜め下方向」に入れることで、頬のたるみが改善されてエラが目立ちにくくなります。
(3)面長
面長の方におすすめのチークの入れ方は、「横」にチークを入れるやり方です。
面長の方はたて長ですので、横に入れることでたてが目立ちにくくなります。チークも大きめに入れるようにすると、たて長が軽減されますので、試してみてください。
(4)あごがでている
あごが出ている方のチークの入れ方は、面長の方と同じで、「横」にチークを入れます。
ただし、面長の方と違って大き目にチークを入れると、顔が大きく見えてしまいますので、チークブラシ幅くらいか、それよりも少し狭めの大きさにしましょう。
さらに、使ったチークブラシであご先にもササッとチークをつけるようにすると、シェーディング効果になりますよ。
(5)しもぶくれ
しもぶくれの方は、横にチークを入れると逆に顔が大きく見えてしまいます。顔をすっきり見せるには、丸顔の入れ方と同じで、「斜め上」にいれるようにするとたて長効果がでます。
また、最後にチークブラシに残ったチークを気になる顔周り部分にサッとつけてあげると、シェーディング効果が出るのでおすすめですよ。
チークは、血色を良く見せるだけでなく、たるみ改善や骨格矯正効果もメイクで得られる重要アイテムです。ぜひ、自分の顔に合わせたチークの入れ方を試してみてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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【イラスト協力】
イラストレーター24KAWA(24KAWA)