海外土産でコスメをもらった経験があるという人は多いと思いますが、「実は使わなかった」という声もよく聞きます。

抗糖化美容研究家の筆者が、これから夏休みで海外に出かける人が多い時期だからこそ、海外土産でコスメを選ぶ際の注意点を3つご紹介します。

■海外土産でコスメを選ぶ際の注意点3つ

(1)顔に使用するスキンケア系のもの

スキンケア商品は化粧水、クリーム、パック、シートマスクなどが挙げられます。

海外コスメは日本のコスメと異なる基準で製造が可能なため、現地で購入したコスメを使用するのに不安を感じる人が多いです。特に、顔に使用するものは肌荒れしてしまう場合があるため、さけた方が良いでしょう。

(2)匂いの強いもの

海外コスメは、匂いが強いものが多いです。お土産を購入した人が「いい匂い」と感じても、他の人が同じように感じるかは別問題です。

具体例を挙げると、ハンドクリームやボディクリーム、香水、リップクリームなどがあります。リップクリームは、口に使用するものなので慎重になる人は多いです。

(3)副作用が出やすい成分が高配合されているもの

具体例を挙げると、「ハイドロキノン」などがあります。日本でもハイドロキノンコスメはありますが、価格が高価であるため、海外で購入する人もいます。

自分用に購入するのは自己責任ですが、ハイドロキノンは副作用が出る場合があります。お土産で渡すのには慎重になった方が良いでしょう。

■海外土産におすすめのアイテム

海外土産にコスメを選ぶなら、人体に影響が出なさそうなものがおすすめです。

具体例を挙げると、ネイルオイルや洗い流さないトリートメントなどの肌が荒れにくいものにしましょう。

いかがでしたか？　海外コスメは、日本に上陸して同じ商品だと思っても、中身が違う場合もあります。頼まれた場合は別ですが、選ぶ際は十分注意しましょう。

（薬剤師／抗糖化美容研究家 花田真理

化粧品の知識と医療の知識を持ち合わせた数少ない美容のプロ。 調剤薬局、化粧品会社に勤務の後、独立。現在は自身のブランド「MarryMemory」、「Doctor&Pharma」を展開中。）

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