シミ対策の常識ともいえる「日焼け止め」は、毎日しっかり塗っているつもりでも、しっかりとケアできていない箇所がある場合があります。塗り漏れが積もれば、シミとなってしまいます。
コスメコンシェルジュの筆者が、UV対策の盲点になりがちな部位をお伝えします。
■「顔」の日焼け止めの塗り方に注意
顔は、日焼け止め以外にも化粧下地やファンデーションなどの日焼け止め効果のあるアイテムを重ねることの多い部位です。しかし、メイクでしっかりガードしていると思いきや、塗り方次第では全くケアができていない可能性もあります。
塗り漏れなく塗布するためにも、日焼け止めの塗り方を見直してみましょう。
サッと塗るだけはNG
いつものように顔全体に塗ったあと、フェイスラインやあごの下、鼻のキワ、口角、こめかみ、耳、耳の裏などにもまんべんなく塗り広げてみてください。
顔は、サッと塗るだけではすみずみまで塗りにくく、ケアが不十分になりがちな部位なので、意識して塗ることが大切です。
■ボディで塗り漏れの多い部位
日焼け止めの塗り漏れは、顔だけでなくボディにも起こりやすいものです。毎日、全身のUVケアをするのはたいへんですが、その努力で見た目の若々しさをキープできる可能性は大いにあります。
デコルテや腕、足はもちろん、手首、手の甲、足首、足の甲、うなじ、肩などの露出している部位は、細部までムラなく塗る習慣をつけましょう。
手洗いで日焼け止めが落ちてしまう部位にも注意
手首や手の甲などは紫外線を浴びやすいうえ露出する機会も多く、手洗いで日焼け止めが落ちやすい部位なので、こまめな塗り直しをおすすめします。
■髪や頭皮のUVケアも重要
顔やボディだけでなく、髪や頭皮のUVケアも意識したいところです。紫外線は、肌の老化と深く関わることがわかっており、頭皮も紫外線の影響を受けます。
頭皮はエイジングケアにおいて重要なパーツであり、頭皮がたるむと顔のたるみにもつながります。
全身用日焼け止めアイテムを活用
紫外線は髪にもダメージを与えるため、外出前は頭皮と髪をまとめてケアしましょう。
髪専用のUVカットアイテムはもちろん、髪や頭皮にも使える全身用日焼け止めスプレーもあるので、使いやすいアイテムでケアしてくださいね。
肌の見た目年齢は、毎日のケアで差がつきます。特に、UVケアは今だけではなく、数年後、数十年後の肌に深くかかわるお手入れです。毎日ムラなくお手入れし、うっかりケア忘れをなくしましょう!
(コスメコンシェルジュ 古賀令奈
フリーライター/エディター/コスメコンシェルジュ。美容・ヘルスケアを中心として「わかりやすく試しやすい」をコンセプトに執筆。日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュを取得し、美容法の提案活動も展開。)
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