太りにくい身体に整えていくためには、基礎代謝をアップさせることが大切です。そのためには、筋肉量を増やすことと、血行を良くすることが代表的な方法です。これを、朝から実現してみませんか?
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、基礎代謝アップのために毎朝行いたい習慣をご提案します。
■食事制限にかたよったダイエットはNG
ダイエットは、カロリー制限や糖質制限を行えば良いというものではありません。極端に食事量を減らしてしまうと、筋肉をつくる材料が足りなくなり、体重は落ちても基礎代謝が下がってしまいます。
すると、一層太りやすい身体になる恐れがあります。バランスの良い食事と適度な運動の2点が、確実に理想のスタイルに近づける王道的な方法なのです。
■「早足歩き」は効率のよいエクササイズ
筋肉量を増やすために必要なのは、やはり運動をすることです。ですが、どうしても運動の時間がとれないという方におすすめしたいのが、「早足で歩くこと」です。
歩くことが良いのは、足が鍛えられるだけでなく背中や二の腕の筋肉も使われるので、ほぼ全身の筋肉に刺激が与えられるためです。
そして、早足で歩けば筋肉に負荷がかかるので、筋トレ効果も得られます。ヒップアップや美脚づくりにも期待ができます。
■「5分間の寝坊」で毎日早足歩きを
毎日、無理なく早足歩きをする方法としておすすめしたいのが、「わざと5分、起きる時間を遅らせる」ことです。
すると、必然的に5分家を出るのが遅れます。そうなったら早く歩かなくては間に合いませんので、自然に早足歩きの習慣がついていきます。
あわてて駆け出さないよう注意
「5分間の寝坊」の際に注意したいのは、安易に駆け出したりしないことです。背筋を伸ばしてしっかり歩幅を広げて早く歩くようにします。
また、早足歩きをする際は、ウォーキングシューズなどの歩きやすい靴を履いてください。ヒールのある靴には、オフィスで履き替えることをおすすめします。
■朝食には、あたたかいスープを添えて
これから一層寒さが厳しくなるので、朝食にはスープを添えましょう。あたたかいスープで身体を芯からあたためて、1日をスタートさせましょう。
血流を良くして身体の冷えをやわらげてくれる「山椒」や「しょうが」、筋肉をつくるたんぱく質が豊富な「鶏肉」を加えたスープのレシピをご紹介します。
「代謝アップスープ」のレシピ
身体をあたためる食材がふんだんに入ったレシピです。作り置きしておくと便利でしょう。
材料(作りやすい分量)
・玉ねぎ 2個
・しょうが ひとかたまり
・鶏むね肉 400g
・エリンギ 100g
・キャベツ 1/4個
・ごま油 小さじ2
・山椒 適宜
・酒 適宜
・水 5カップ
・コンソメキューブ 2個
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)鶏むね肉はひと口大のそぎ切りにして、酒を振って10分ほど置いておきます。
(2)玉ねぎは薄切りに、しょうが、エリンギは千切りにしておきます。
(3)鍋にごま油をひいて(1)を炒め、肉の色が変わってきたら(2)を加えてさらに炒めます。火が通ったら水を加えてひと煮立ちさせ、コンソメキューブ、塩、こしょうで味を調えます。
(4)(3)にひと口大にちぎったキャベツを加え、火が通れば完成です。食べる際に山椒を振って供します。
競歩選手の身体は無駄な贅肉がなく、そのシルエットの美しさには見とれてしまうばかりです。しかし、私たちも早足歩きの習慣をつければ、あのような体形に必ず近づいていけることでしょう。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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