髪をとかす時、手ぐしですませる人も多いと思います。ですが、つやプラ世代の髪には、ブラシやクシで仕上げるひと手間が大切です。
ヘアメイクやコスメコンシェルジュとして、年齢に合わせた美を提案する筆者が、40代の髪の悩み解消に役立つブラシやクシを紹介します。
■手ぐしはNGの理由
手ぐしですませるとよくない理由をご紹介します。
(1)根元の立ち上がりが悪い
手ぐしですませると、髪の毛の根元の立ち上がりが悪く、ペタンコになりやすくなります。
ボリュームを出すために、ブラシで根元からとかしましょう。
(2)髪の毛のまとまりが悪い
毛先の部分に手ぐしを通しても、うまくまとまりません。
特に、クセ毛の人はからまりやすく膨張しやすいので、ブラシを使うようにしましょう。
(3)ブローがうまくいかない
手ぐしだけでブローしても、つやが出しづらく、うまくまとまりません。
キューティクルが整わずダメージ毛になりやすいので、ブローの時は手ぐしだけで終わらせないようにしましょう。
■つやプラ世代におすすめのクシやブラシ
(1)クッションブラシ
ブラシの土台がクッションになっているので、頭の形にフィットしやすくなっています。クッションブラシを使うタイミングは、ブロー前や、髪の毛をまとめたい時です。
根元の立ち上がりを良くしてくれる効果があり、まとめ髪をする時に使いやすいですよ。
(2)デンマンブラシ
デンマンブラシは、髪の毛をストレートの内巻きにしたい時におすすめのブラシです。
根本からふんわりボリュームを出すのにも使いやすいのが特長です。
(3)スケルトンブラシ
スケルトンブラシは、仕上げに最適なブラシです。
ブローした後に使うだけで、まとまりがさらにアップします。
(4)ロールブラシ
ロールブラシはボリュームが一番出るので、毛先にしっかり形をつけたい時におすすめのブラシです。
大きいサイズから小さいサイズまであるので、髪の毛の長さに合わせて使いましょう。ロングの方なら大きめのサイズ、ミディアムヘアなら中くらいのサイズ、ショートヘアなら小さいサイズを選ぶと良いでしょう。
強いクセ毛を伸ばすのにも最適ですよ。
(5)リングコーム
分け目を綺麗につける時や、毛先のからまりを防ぐ時に使いたいアイテムです。
持ち運びしやすいので、出先でササッと髪の毛を直したい時にもおすすめですよ。
つやプラ世代は、ブラシを味方にするとつや髪を維持できますので、ぜひ参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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