「自然なカールやボリュームも自分好みに調整できるし、メイクがラク〜」と、今や当たり前のように使われている“まつ毛エクステ”。目の印象がパッチリするので、一度つけたらやめられなくなる女性も多いですよね。でも、一般的に30代も半ばを過ぎれば、髪質が変化するように毛が細くなってコシがなくなり、本数も減ってまばら状態になるなど、まつ毛の毛質も変化していきます。それを補おうと、まつ毛エクステやマスカラの重ね塗りがエスカレートすると、地まつ毛がどんどん弱り、気づいたら地まつ毛が減ってる! という悪循環に陥ります。
そこで、今日は日本メナード化粧品株式会社船橋支店の池内さんに「フサフサのまつ毛をキープするまつ毛のエイジングケア」についてコメントをいただきました。
■正しく「メイクオフ」を心がけて!
特に30〜40代になると、加齢により血流が悪くなるので、髪の毛やまつ毛が細まってボリュームがなくなってきます。血液中で酸素や栄養分が毛母細胞に運ばれるため、この働きが滞ると栄養分が十分に行きわたらず、髪やまつ毛のハリが失われてしまいます。そんな弱った地まつ毛にマスカラの重ね塗りやまつ毛エクステを毎日していたらどうでしょうか。元気になるどころか、どんどん弱る一方ですよね。
■皮膚や毛根に負担をかけないために
まつ毛についたマスカラが落ちないからといって、ゴシゴシ擦る、引っ張るなどして無理に落とそうとする人がいますが、皮膚の薄いまぶたやまつ毛の毛根部分にとって、その行為は大きな負担となっています。負担をかけないためには、クレンジングと洗顔が特に大切です。マスカラを塗ったときは、専用リムーバーで丁寧に落とすことをおすすめします。
■育毛効果のある美容液で「毎日」対策
特に気をつけてほしいのは、まつ毛やまぶたを強くこすらないことです。そして毛母細胞を元気にするには、血流の流れを良くすること。いつもシャワーだけで済ませている人は、定期的に湯船に浸かって温まるといいでしょう。また、育毛効果のあるまつ毛美容液やサプリメントも効果的。女性ホルモンを活性化させるイソフラボンは、まつ毛にも良いと言われています。また、まつ毛の美容液は、成長ホルモンが活性化するゴールデンタイムの夜22時から2時の間につけておくのがポイントです。
いかがでしたでしょうか。バッチリメイクの人は、メイクオフ時やアウターケアに時間をかけ、地まつ毛を労ってあげるといいですね。
(リンパ・ハーバリスト/ビューティヘルスライター 町山 町子)
【関連記事】
※乾燥ジワ撃退!手持ちアイテムでOK、各パーツの「保湿ワザ」まとめ
【参考】
※アンファー からだエイジング
【取材協力】
※日本メナード化粧品