美味しいものをたくさん食べる機会が多い年末年始は、気にしていてもどうしても体重が増えてしまいますよね。
体重管理には、少量でもお腹いっぱいになる鍋がおすすめです。簡単につくることができるうえ、野菜もたくさんとることができるので一石二鳥です。
ただ、同じ食材ばかりだと飽きてしまうこともあると思います。
そこで、ベジ活アドバイザーの筆者が、美容効果も期待できる、普段あまり鍋にいれない変わり食材を3つご紹介します。
(1)切り干し大根
煮物のイメージが強い「切り干し大根」ですが、鍋にもおすすめです。水洗いをして軽く戻した切り干し大根をしっかりと絞ってからいれると、鍋の煮汁を吸うので美味しくなります。
切り干し大根は「食物繊維」の含有量が多いため、デトックス効果が期待できます。便秘改善のほか、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などの働きもあり、ダイエットのサポートにもむく野菜です。
乾物なので野菜高騰の影響もうけにくく、いつでも食べられることも嬉しいですね。
(2)ミニトマト&モッツァレラチーズ
イタリア料理の前菜にでてくる「ミニトマト&モッツァレラチーズ」の組み合わせは、鍋との相性も◎です。トマトに含まれる「リコピン」には「メラニン色素」の生成を抑制するほか、「コラーゲン」の促進効果などがあり美容に役立ちます。
ミニトマトとモッツァレラチーズの組み合わせは、コンソメ味の鍋に良く合います。熱でとけたモッツァレラチーズにミニトマトをからませていただくと美味しいですよ。
ミニトマトは、最初はそのまま食べて最後につぶして食べるようにすると味が変化します。よかったらお試しください。
(3)納豆
「納豆」は、いわずと知れた日本のスーパーフードですね。肌や髪、爪の原材料となる良質な「タンパク質」をはじめ、女性が不足しがちなミネラルである「鉄分」や「カルシウム」、むくみ改善に有益な「カリウム」などの多岐にわたる栄養が含まれていますよね。
そのままご飯にかけて食べても美味しいですが、鍋の具材としてもおすすめです。シメのご飯と一緒にいただいても美味しいですし、同じ発酵食品であるキムチと一緒に鍋に入れてもコクがでて美味しくいただけますよ。
どの食材もスーパーで手軽に買うことができるので、よかったら試してみてくださいね。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)
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【参考】
※食物繊維の必要性と健康 – e-ヘルスネット
※リコピンで輝く白い肌へ – カゴメ
※納豆の栄養価 – タカノフーズ