2月も早いものでもう終盤。3月になったらもうそろそろ、春を意識したファッションに変えていきたいですよね。しかし、まだまだ寒さは続くため、手っ取り早く春らしさを出すなら、春のトレンドカラーを意識したコーディネートにするとよいでしょう。ブルー系、ベージュ系、グレー系など、この春トレンドになると言われているカラーの傾向をご紹介します!
■この春のトレンドはブルー系・ベージュ系・グレー系
秋冬にトレンドだったブルー系が、引き続きトレンドカラーとなりそうなこの春夏。パントン・カラー・インスティチュートが発表した今年のの女性向けトレンドカラー10色のうち、4色がブルー系でした。さらにニュアンスカラーであるベージュ系、グレー系が新たにトレンドとなる見込み。ダークカラーがほとんどないのが今年の傾向です。さて、その中でも特に大人女性におすすめのカラーをご紹介します。
マルサラ(渋いワインレッド)
パントン・カラー・インスティチュートによって、2015年のテーマカラーに選出された色、マルサラ。あまり聞き慣れない色ですよね。こちらは赤みがかったブラウンや、渋めのワインレッドのような色。レンガ色にも近いでしょうか。春夏のトレンドカラーの中では比較的ダークめで、大人女性にも取り入れやすい色とも言えます。ベーシックカラーのアクセントとして、洋服はもちろん、バッグなどの小物、さらにリップなどのメイクにも応用できるカラーです。華やかな印象に見せてくれる効果もありますよ。
クラシックブルー(深い青)
鮮やかではなく、少しグレーがかったような、いわゆるインディゴデニムのようなカラー。鮮やかなパステルブルーは、大人女性にとってなかなかハードルが高く、コーディネートに取り入れづらいという人も多い中、デニムのような落ち着いた青であればいつものコーディネートに取り入れても浮く心配がありません。また、落ち着いた大人の上品さも演出してくれる色なので、トップスでもボトムスでも取り入れておいて損はないカラーです。
トーステッドアーモンド(濃いベージュ)
ベーシックカラーであるベージュですが、今年の春はトレンド色に躍り出ました。薄くてヌーディーな印象のベージュよりも、少し濃いめの日焼けした肌のようなカラーが今年らしい! 自分の肌の色よりも若干濃いめのベージュをセレクトすると引き締め効果もあり、今年らしさも出せるので一石二鳥ですよ。
カラーを変えるだけでグンと季節感を出せるファッション。これらのカラーを先取りして、新たな季節のコーディネートへと移行してみてはいかがでしょう?
(スタイリスト/ライター 森田文菜)