眉毛だけでも、顔の印象はガラリと変わります。
ヘアメイクや美容家として現場で似合わせメイクをしている筆者が、ファッションと同じように、その日の気分で顔の印象を変える眉毛の描き方をご紹介します。
■やりがちなNG眉毛3つ
(1)眉毛の上を描く
流行りの太眉にしようとして、眉毛の上にも描くのはNGです。
眉毛の毛並みが人工的で不自然に見えやすいので、眉毛の下を足すと自然になります。
(2)眉頭がぼやけすぎ
眉頭から眉尻に向かってグラデーションにしていくときれいな眉が描けますが、ぼやけすぎはムラに見えてしまうのでNGです。
眉頭がしっかり生えている方以外は、眉ペンシルで眉毛を書き足してから全体の眉のトーンよりもワントーン明るい色をシャドウで足すと自然に見えますよ。
(3)極端な眉山の角度
極端に眉山が上がっている眉は、顔の印象をキツく見せてしまいます。
眉頭、眉尻と眉山の差をつけすぎないように気をつけましょう。
■なりたい自分に合わせた眉毛の描き方
可愛らしい雰囲気を演出する時
可愛らしい雰囲気に見せたい時は、”眉尻を短く描く“ことがポイントです。
目尻より内側で眉尻が終わるのがベストです。
(2)エレガントに見せたい時
大人っぽくエレガントに見せたい時は、”眉尻を長く描く“ことがポイントです。
(1)と違い、目尻より外側に出るようなイメージで眉尻を描きましょう。耳の上に向かって描くと、眉尻が下がりすぎるのを防げます。
(3)ナチュラルに見せたい時
ナチュラルに見せたい時は、“基本的な眉の描き方”がおすすめです。
眉頭は小鼻の付け根延長から始まって、小鼻と目尻を結ぶ延長線上に眉尻が収まっていると、自然な眉になりますよ。
(4)彫りを深く見せたい時
外国人のような彫りが深い印象を与えたい時は、“眉毛の下の部分を書き足す”ことがポイントです。眉毛と目の距離を狭くすることで目を大きく見せ、彫りが深いように見せることができます。
アイホール全体にワントーン暗めのシャドウを下地で入れると、さらに目力がアップしますよ。
眉の形次第で、人に与える印象は変わります。その日の気分で簡単にイメージを変えられる部分なので、メイクのアクセントにとり入れてみてはいかがでしょうか。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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