お酒のおつまみとして人気の「ビーフジャーキー」が、ダイエットのサポートにもなることはご存知でしたか?
味がしっかりとしていて噛み応えのあるビーフジャーキーは、少量でもお腹を満たすので、小腹がすいた時に甘いお菓子のかわりとして食べると良いでしょう。
「食欲がおさまらない」「ついつい甘いものに手が出てしまう」という方は、ビーフジャーキーを間食の仲間に入れてみてください。
管理栄養士の筆者が、ビーフジャーキーの効果についてご紹介します。
■ビーフジャーキーは、どうしてダイエットに良いの?
ビーフジャーキーはカロリーと脂質が低く、たんぱく質を多く含みます。ダイエットの基本の法則は、消費カロリーが摂取カロリーを上回ることです。
カロリーが高いもの=脂質・糖質が高いものになります。カロリーが高いと量が食べられなくてイライラしたり、食べて罪悪感が残るのであれば、最初からカロリーの低い食品を選ぶことも1つの手です。
たんぱく質は、筋肉をつけてきれいに痩せるために不可欠の栄養素なので、積極的に摂取することが大切です。
また、ビーフジャーキーは亜鉛とビタミンB12を豊富に含みます。亜鉛は「代謝のアップ」「免疫力の向上」「肌荒れ防止」等の働きがあり、ビタミンB12は「疲労回復」「精神安定」「集中力の向上」等のサポートが見込まれます。
■ビーフジャーキーは、ほかのお菓子と比べてどのくらいヘルシー?
ビーフジャーキーとチョコレート菓子を比較してみましょう。ビーフジャーキー1袋41g:チョコラスク30g(2枚)を比較した場合の目安になります。
カロリー
約96kcal:170kcalになります。
たんぱく質
約16.7g:2.4gになります。
脂質
約0.6g:10.8gになります。
炭水化物
約5.9g:15.6gになります。
ナトリウム
約782mg:62mgになります。
上記のように、チョコラスクに比べてビーフジャーキーは高たんぱく、低脂質です。
ただ、ナトリウム(食塩)が多いので、ビーフジャーキーを食べる時はその日の塩分摂取量を減らしましょう。例えば、「汁物を減らす」「塩魚は次の日にする」「塩を使わない料理を作る」などの対策を行うといいでしょう。
小腹を満たす目的でおやつを選ぶ時は、このように、高カロリーで高脂質の食品を選ぶのか、低カロリーで低脂質の食品を選ぶかを頭の片隅に置いてみてください。
小腹がすいた時の食品選びの参考になれば嬉しいです。
(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな)
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