家、オフィス、電車、カフェなど、ふと気づけばずっとスマホを見ていませんか? 実は30代・40代のエイジング世代にとって、スマホタイムは落とし穴。集中して無表情になっているだけでなく、下を向く時間が多いため、「顔たるみ」の進行を自ら促しているようなもの! これでは、いくら美容や食の情報をスマホから集めても台無しです。そんな方に朗報なのが、スマホを見ながら顔のリフトアップができる「たるみ解消ヨガ」です。
■スマホタイム=「たるみ解消ヨガ」の時間
下を向く時間にポーズを行うことでたるみを改善できるのが、「たるみ解消ヨガ」です。習慣にしてしまえば、ズボラな人も忘れずに継続することができますよ。メールやネット、動画などを見る時にポーズをとって、美も情報もいち早く手に入れましょう!
■たるみ解消の顔ヨガポーズ「ビックリスマイル」
(1)目を大きく見開き、口角をキュッと上げ、上の歯を見せて笑顔を作りましょう。
(2)そのまま下唇を内側に巻き込んで、顎を少し前に出すようにして、そのまま10秒間キープします。この時、上唇が落ちてこないように、口角をしっかり上げたまま保ちます。
「たるみ解消ヨガ」のポイント
(1)の手順で笑顔を作ったら、頬骨のところでお団子を作るように手でサポートし、頬の筋肉を持ち上げます。(2)の手順の際に10秒キープする時は、サポートしている手をゆっくりと離し、頬の筋肉が落ちないよう自身の力で引き上げるように意識して力をいれましょう。どうしても頬の筋肉が落ちてきてしまう人は、キープ中も何度か手でサポートし、本来ある頬の位置を顔の筋肉に覚えさせましょう。
顔の中でも一番大きな筋肉「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」を鍛えることで、頬やフェイスラインのたるみを防ぎ、リフトアップすることができます。日常の中で取り入れられる気軽さが、長く続けられるポイントです。
(Lapure(ラープレ)主宰/ヨガ&フェイシャルヨガ講師 森初世)