肌が本来持つ、保湿やバリア機能を高めるシンプルケアには、昔から愛用されている馬油がおすすめ。ソバカス、ニキビ、乾燥、湿疹、日焼け後の炎症、薄毛などにもアプローチできる馬油の使い方をご紹介します。
■シワ・シミ・くすみにアプローチする「馬油」活用術4つ
馬油でアプローチできる肌悩み3つ
1. 肝斑(かんぱん)
左右対称にできるシミの1種、肝斑。洗顔後、指の腹を使って肝斑に薄く塗り込みます。その他、日常的に冷え対策を行うと効果アップ。
2. シミ
微量ながら、紫外線を防止する効果があると言われています。馬油を塗った後は軽くティッシュオフし、化粧崩れを防ぎましょう。
3. 首のシワ
手のひらに広げ、首の上から下になでおろす動作と横方向へのマッサージを交互に行います。顔のリフトアップ効果にも。
4. 小ジワ
まず、手のひらに薄く馬油を伸ばして顔全体をマッサージ。次に、小ジワ部分をつまみ、縦方向と横方向交互にマッサージしましょう。
■しわ・シミや白髪まで!?万能すぎる「馬油」の使い方5つ
1. ブースターに
洗顔・クレンジング後すぐに使えば、次のアイテムの浸透効果が高まります。
2. 洗顔に
(1)ティースプーン1杯を、乾いた手で顔にのばす。汚れの気になる部分は、指の腹で丁寧に。
(2)ティッシュで軽くオフ。
(3)ぬるま湯で洗い流す。
(4)コットンに化粧水を染み込ませて軽く拭き取り、通常のスキンケアを行う。
3. 乳液・クリーム代わりに
微量の紫外線を防止してくれると言われ、そのため朝や夜、乳液やクリームの代わりに使用することができます。
4. リップの保湿・スクラブに
純度が高くリップケアにも最適。ハチミツと混ぜたパックも◎。粗めの砂糖と混ぜてスクラブ剤として使用すると、皮剥け改善が期待できます。
5. スカルプケアに
白髪や薄毛などの改善も期待できると言われていて、スカルプケアに使うのもおすすめ。
■馬油で抜け毛・若白髪対策!?スカルプケアとブラッシング方法
馬油を頭皮に塗ってマッサージ
頭皮に塗り込んで栄養分を行き渡らせます。ツボを刺激し、血行もよくなるため白髪や抜け毛に効果が。
1. 親指の腹を使って、後頭部の髪の生え際に沿って押し上げたり揉んだりしましょう。
2. 両手の指の腹を押し当てて、頭頂部を左右前後に動かすように揉みほぐします。
ブラシで頭皮をブラッシング
ブラッシングの際に馬油を使うと、血行が促進され、抜け毛が改善したという実験結果が得られています。
●ブラシの選び方
豚やイノシシの毛でできている、頭皮に優しい天然素材のものをチョイス。
●ブラッシングの方法
(1)馬油を頭皮全体に塗る
(2)頭皮に軽くブラシを擦りつけるように、ブラシを上から下へゆっくりと動かす。
マルチに使えて肌にも優しい馬油。様々なエイジングサインにアプローチしてみて下さいね。
(つやプラ編集部)
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