2015年03月25日
コスパ抜群!シワ・シミ・くすみにアプローチする「馬油」活用術4つ
年齢を重ねると肌の悩みは増えていき、それに伴い、使用するスキンケアアイテムも増えてしまいがち。しかし、複数の美容液を重ねづけすると、肌を甘やかすことにつながるとも考えられます。今回は、たった1本でシワやシミ、くすみなどのエイジングサインにアプローチできる「馬油」を使ったアンチエイジング法をご紹介します。
■馬油でアプローチできる肌悩み4つ
(1)肝斑
左右対称にできるシミの1種である肝斑(かんぱん)。これも馬油で解消することができると言われています。洗顔後の清潔な肌に、馬油を指の腹を使って肝斑部分に薄く塗り込みましょう。
肝斑ケアのポイント
即効性は期待できないため、半年から1年をかけて気長にケアしていく必要があります。この他、肝斑は冷えが密接に関係している場合もあるので、腹巻をして腹部を温めたり、温かい飲み物を飲むようにするなどの冷え対策を同時に行うと効果的と考えられます。
(2)シミ
馬油は微量ながら、紫外線を防止する効果があると言われています。朝のスキンケアに使用する際は、ブースターとしてスキンケアの始めに使用するか、クリームの代わりにスキンケアの一番最後に使用するのがおすすめ。馬油を塗った後は軽くティッシュオフし、化粧崩れを防ぎましょう。
日焼け後のケアにも
また、アフターサンケアに使用することで日焼けによる痛みの緩和やシミを予防する効果が期待できます。顔を冷やすなどして、ほてりを鎮めてから馬油を塗りましょう。
(3)首のシワ
馬油は首のシワ解消にもおすすめです。馬油を手のひらに広げ、首の上から下になでおろす動作と横方向へのマッサージを交互に行いましょう。この時、リンパの流れを意識し、耳の付け根からデコルテに向かって老廃物を流し込むイメージで行うと、顔のリフトアップ効果も期待できますよ。
(4)小ジワ
小ジワ解消には血行を促進することも大切だと考えられます。マッサージにも馬油が活用できます。
1. 両手のひらに薄く馬油を伸ばして顔全体をマッサージ。
2. 小ジワ部分をつまみ、縦方向と横方向交互にマッサージ。
この他にも、小ジワのある部分を2本の指で軽く引き伸ばして、気になる部分に塗り込んだり、顔全体を軽くタッチするようにポンポンと刺激することもおすすめです。肌のハリもアップしますよ。
マルチに使えて肌に優しい馬油を使いこなし、様々なエイジングサインにアプローチしてみてはいかがでしょうか。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)
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【参考】
※木下繁太朗著(1990)『「馬の油」の成分に凄い薬効があった―シミ・小ジワから慢性病に驚くべき治癒効果』(主婦と生活社)
※馬油と梅雲丹の研究 – 直江昶