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アンチエイジングおやつ、どれにする?お悩み別ナッツの選び方

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

アンチエイジングフードとしてお馴染みの食材のひとつ“ナッツ”。とはいえ、種類が沢山あって、どれ食べたら良いのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、お悩み別にオススメのナッツをご紹介したいと思います。

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■お悩み別おススメ『ナッツ』 3つ

(1)ぐったりお疲れなアナタには

→クルミ

米テキサス大学によれば、クルミは体内に吸収されやすいメラトニンの有効な供給源であることが判明しており、クルミを食べるとメラトニンの血中濃度が3倍に上昇するそうです。メラトニンは、眠りを誘う睡眠ホルモンの一種で質の良い睡眠には欠かせないホルモンなのですが、安眠効果だけでなく抗酸化作用やNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させる働きもあり、寝ている間に行われる細胞の再生をサポートして、睡眠美容に◎。

また、クルミには、悪玉コレステロール値を下げ、血管を柔らかく保ち血流を改善する効果のあるオメガ3脂肪酸が含まれています。オメガ3脂肪酸はナッツのなかでも、クルミだけに多く含まれる成分。巡りの良い余分なものを溜めこまないカラダ作りにもおススメ。

(2)PMSで悩んでる…

→ピスタチオ

ピスタチオにはニンニクと同等のビタミンB6が含まれています。ビタミンB6は、エストロゲンの代謝に関わり、女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。また、必須アミノ酸「トリプトファン」が幸せ物質「セロトニン」に変換される際にも必要なビタミンで、生理前に減少してしまうセロトニンの合成をサポート。ホルモンバランスを整える、セロトニンの合成を促す、という二つの側面からPMSのイライラを軽減してくれるのです!

(3)とにかく美肌!

→ヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツには、ポリフェノールのひとつ「タンニン」が豊富に含まれています。ヘーゼルナッツから抽出したタンニンを使った実験によれば、抗酸化作用が高いだけでなく、皮膚のメラノーマ細胞の抑制効果もあったそうです。

また、ヘーゼルナッツに含まれる「マンガン」は、体内の様々な酵素を活性化する働きがあります。活性酸素を分解する酵素「SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)」の構成成分でもあり、細胞の酸化を防ぐ効果、糖の代謝に働く酵素を活性化させる働きがあり、肌サビだけでなく糖化予防にもなる美肌ナッツです。

 ナッツを選ぶ時は、無塩、ノンオイルを選びましょう。また、いくら身体に良いからといっても食べ過ぎはNG。1日一握りを目安に食べて下さいね。

(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)

【関連記事】
30代も潤ツヤ肌でいたい!カンタンに手に入るアンチエイジング食材5選

【参考】
くるみの栄養と健康 - カリフォルニア くるみ協会
PMSをやわらげるビタミン・ミネラル - テルモ
成分情報ビタミンB6 - わかさ生活
ヘーゼルナッツの魅力 – トルコ・ヘーゼルナッツ協会
成分情報 ポリフェノール 研究情報 – わかさ生活

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