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夏も油断禁物!肌の乾燥を食い止める3つのポイント

美容研究家
遠藤幸子

プロフィール画像(遠藤さん)

夏は、汗や皮脂の影響で潤っているかのような錯覚に陥り、乾燥を見逃すことがあります。しかし、知らず知らずのうちに乾燥を放っておくと夏の終わりに後悔することに!

乾燥は外の刺激から肌を守る働きであるバリア機能が低下している状態。ですから、乾燥はシワ、たるみ、くすみ、毛穴などあらゆるエイジングサインの原因となるのです。

そのため、自分の肌状態を常に把握し、肌に必要な潤いを与えることが大切になります。

そこで、今回は夏こそ実践すべき肌の乾燥解消法をご紹介します。

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■1:油分と水分のバランスをよく取り入れる

保湿というと水分を思い浮かべる方が多いように思いますが、実は水分に依存したケアはNG。水分だけ与えても肌は潤うことがないからです。そこで、水分と油分をバランスよく取り入れることケアが大切となります。

しっかりと化粧水を肌に入れ込み美容成分の通り道を作ったら、肌悩みに応じた美容成分を入れ込み、油分を含んだ乳液かクリームをスキンケアの最後に必ず使用しましょう。

 

■2:保湿有効成分「セラミド」「ヒアルロン酸」などが配合されたコスメを導入

乾燥を解消するためには保湿成分を配合したコスメを導入することが最も効果のある対処法です。

保湿に有効な成分としては「セラミド」や「ヒアルロン酸」があげられますが、特にお勧めなのが「セラミド」を配合したコスメを導入すること。

「セラミド」は私たちの肌に元々備わっている成分で、水分を強力に抱え込み、保持する力があります。

年齢とともにこの「セラミド」の生産量が減り、肌が乾燥しやすくなるため、「セラミド」を配合したコスメを取り入れることで肌の保水力、バリア機能をアップさせることが大切です。

 

■3:1日2リットル程度の水を摂取

肌を潤わせるためには体の内側から潤わせることも必要です。

腎臓に負担をかけないためにも水分は小まめに、1日2リットル程度を目安に摂取することが大切です。

 

いかがでしたか?

肌が潤うと肌のバリア機能がアップ。紫外線など外的刺激に負けない肌になります。最強の肌を目指してしっかりと保湿ケアを行うことが美肌への近道です。

(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)

 

【関連記事】

頬が下がってきたら老化のサイン!たるみ解消に取り入れたい3習慣

 

【参考】

※ 友利新監修(2014)『肌美人になるスキンケアの基本 悩み解消パーフェクトBOOK』(学研パブリッシング)

※ 吉木伸子他監修(2010)『正しいスキンケア事典』(高橋書店)

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