お米の専門家である筆者が、簡単なアレンジでできる絶品「焼きおにぎりのレシピ」をご紹介します。行楽シーズンは焼きおにぎりを持って、ぜひお出掛けしてみて!
■お弁当に「焼きおにぎり」がオススメの理由
食材が傷みやすいこの時期。お弁当に持っていくおにぎりは、時間が経っても劣化がしにくい火を通した焼きおにぎりがオススメです。しっかりと噛んで食べるので消化吸収も良くなり、行楽で疲れた身体に栄養補給をしてくれます。
■オススメ!「アレンジ焼きおにぎりのレシピ」3つ
1.味噌焼きおにぎり
軽く塩を振って握ったおにぎりに、たっぷりの味噌を塗って、表裏、焼き色が付くまで焼きます。発酵食である味噌が身体の中から栄養補給してくれるだけでなく、疲労感も取り去ってくれます。
プラスαのアレンジレシピ
オススメは、味噌を少量のみりんで溶いた甘味噌や味噌3に、マヨネーズを1加えた味噌マヨ焼きおにぎり。香ばしくって食欲をそそります。ぜひお試しあれ!
2.高菜柚子こしょう焼きおにぎり
白ご飯に、柚子胡椒を少量加えた高菜の漬け物をさっくり混ぜて、表裏を焼き目が付くまで焼きます。柚子胡椒がピリリとアクセントになり、焼くことでより風味が加わって、料亭のような味わいに。
プラスαのアレンジレシピ
お茶碗に入れてお湯を注ぐと、優しくまろやかな味わいの美味茶漬けになります。ぜひお試しあれ!
3.長寿焼きおにぎり
長寿の秘訣として、宮城出身のおばあさんに教わったごま油を使った「長寿にぎり」。塩を入れたごま油を用意します。雑穀ごはんを握り、周りに塩ごま油をたっぷりつけて、焼いていきます。軽く焼き目を付けるだけでOK! 香ばしい香りが食欲をそそり、ごま油と雑穀ごはんの豊富な栄養価で、長寿効果が期待できます。
プラスαのアレンジレシピ
枝豆などを入れると、より一層栄養価も摂れてオススメです。特に、時期もののだだ茶豆などは旨みがグッと増します。
行楽シーズンこそ、一工夫を加えた焼きおにぎりを持って出掛けましょう!
(5ツ星お米マイスター/薬膳インストラクター 澁谷梨絵
日本で唯一の穀物のプロフェッショナル資格(5ツ星お米マイスター、ごはんソムリエ、雑穀エキスパート、薬膳インストラクター、雑穀マイスター、発酵食スペシャリスト)を持つ女性米屋。米・雑穀・麹の専門家。)
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