「30歳を過ぎて何か変わった?」という方に多いのが、肌の老化・回復力・シミ・シワ・ほうれい線などが目立つなどの肌悩み……。実感している方も多いと思いますが、あなたはエイジングケアについて意識したことがありますか? 若いころに比べ肌のコンディションが変わったと感じ始めたら、取り入れどきかもしれません。そこで今日はエステテシャンである筆者が、コスメインストラクターに教わった「エイジングケアにおすすめの原液コスメ」についてご紹介します。
■20代とはこう違う!30代からの肌って?
ターンオーバーの乱れ・遅れが肌トラブルのもとに!
「肌のターンオーバー」という言葉はご存知かもしれません。ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことですが、年を重ねるとその周期が乱れる、遅れがちになると言われています。20代の元気な肌でも、大体28日周期と言われており、生理周期と同じ間隔です。個人差はありますが、その周期が30代では35〜40日、40代では50〜55日と周期が変わってくるのです。周期が遅れると肌の角質層が厚くなり、毛穴の詰まりやニキビ痕、傷などの回復力も遅れしまうんです。肌の回復力が低下すると、シミやたるみの原因になりかねません。
コラーゲンの減少が、たるみやシワを引き起こす要因に
コラーゲンは肌の主成分で、肌の真皮層の約70%を占めています。コラーゲンは肌の弾力やハリなどをつくる役割をしていて、不足するとシワやたるみを引き起こして老け顔まっしぐらに。「年だから……」と諦めず、肌の状態に合わせた美容法を取り入れてみましょう!
■肌の悩み別!原液の組み合わせおすすめパターン3つ
1.ハリや弾力を取り戻したいなら:植物性プラセンタ+ナノコラーゲン+ヒアルロン酸
動物性プラセンタ以上の効果を発揮するとも言われている「植物性プラセンタ」は、シミやソバカス、日焼けによるトラブルにおすすめです。「ナノコラーゲン」は、肌の真皮層のコラーゲン不足が原因で生じるシワ、たるみなどの対策に効果的です。ヒアルロン酸は、肌を外的刺激や加齢による老化などから角質層を保護するケアとしてもおすすめの成分です。
2.乾燥肌を改善したいなら:ナノコラーゲン+植物性ナノセラミド+ヒアルロン酸
セラミドは皮膚の細胞の間を埋める成分です。セラミドが角質層から不足すると、肌のバリア機能の低下によって肌荒れの原因になります。バリア機能が低下すると乾燥が悪化し、肌トラブルを引き起こす可能性も。セラミドを補給することで細胞が潤い、若々しい肌を作ってくれると考えられます。
3.紫外線ダメージが気になるなら:植物性プラセンタ+ビタミンC
ビタミンCは、紫外線で日焼けした肌のキメの乱れやくすみの対策におすすめです。とくに寝る前に使用すると効果的! 動物性プラセンタ以上の効果を発揮するとも言われている植物性プラセンタは、先述の通りシミやソバカス、日焼けによるトラブルにおすすめです。
いかがでしたでしょうか。使用方法や肌悩みの相談など、インストラクターが定期的に勉強会などを開催しているサロンもあるので、アドバイスを受けながら試してみてくださいね。 原液コスメの効果的な使い方も過去記事でご紹介していますので、関連記事からぜひご覧下さい。なりたい肌、取り戻したい肌をイメージして原液を選び、理想の肌を目指しましょう!
(リンパ・ハーバリスト/ビューティヘルスライター 町山町子)
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【取材元・参考】
※ベリーザ