昨年は生活スタイルが変わって、太りやすくなってしまった方、便秘がちになってしまった方もいらしたかも知れませんね。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、新しい生活スタイルのなかでも、ヤセ癖をつけるために“今すぐやめたい”食習慣を3つご紹介します。
■ヤセ癖をつける!今すぐやめたい食習慣3つ
(1)「白いもの」を食べるのをやめる
ご飯やパン、うどんなどの白い糖質は、身体への吸収が早く、血糖値を急上昇させる一因となります。
糖は身体に必要な栄養素ですが、摂りすぎると脂肪として蓄積されることにもなりますから、過剰な糖質は要注意。
白いご飯を雑穀に、白いパンを全粒粉パンに、うどんではなく蕎麦を食べるなど、精製されていない主食を選ぶ習慣をつけましょう。
(2)水以外の「飲みものを買う」のをやめる
いろいろな飲みものが販売されていますが、容器に入って販売されている飲みものには、保存料や香料などの添加物が含まれていたり、口当たりをよくするために液糖や人工甘味料が使われていることがあります。
一見、健康によさそうに見えるビネガー系ドリンクや野菜系ドリンクにも、甘味料等が使われていることがしばしば見受けられます。とくに、冷たい状態で甘い飲みものには、想像以上の甘味料が使われています。
1回の量は少なくても、毎日飲んでいればそれなりに身体に蓄積されていきますから、飲みものを買う習慣をやめ、ご自身で入れたお茶やコーヒーを飲みましょう。
また同じ糖でも、液体で入ってくる糖は身体への吸収が早く、血糖値を急上昇させる一因となります。血糖値が急上昇するのは身体にとって良いことではありませんから、液体の甘いもの自体を摂る習慣も、見直した方がいいでしょう。
(3)「甘いもの」を食べるのをやめる
糖は身体のエネルギー源となるため、まったく摂らないのが良いわけではありません。ですが、食事の中でも糖質は摂っていますから、毎日のように甘いものを食べていては、糖質過多になってしまいます。
たとえ、カロリーゼロの人工甘味料であっても、甘いものを食べる習慣があることには変わりがありませんし、人工甘味料の害も少なからずあります。
毎日のように甘いものを食べている方は、少しずつ減らしていきましょう。
腸活の点から見ても、砂糖などの糖は、悪玉菌の大好物です。腸内で悪玉菌が増えてしまうと腸内環境が悪くなり、お腹のトラブルだけでなく、肌荒れや肥満の原因にもなります。
腸内環境を良い状態に保つためにも、甘いものを食べる習慣は卒業しましょう。
一度にすべてをやめるのは難しいかも知れませんが、できるところからチャレンジして、今年は「ヤセ癖」をつけたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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