今年の夏はどんなアイメイクをしますか? 時代遅れのメイクで老けて見られたくはないけれど、かといって頑張って若作りしている風に見られるのも嫌ですよね。
メイクアップアドバイザーの筆者が、ほどよくトレンドをとり入れつつ若作りには見られない「40・50代の夏アイメイクのポイント」をご紹介します。
■カラーは「オレンジブラウン」をチョイス
年齢を重ねると気になる「目元のくすみ」。目元にくすみがあると、フレッシュさが失われて疲れたように見え、老け見えにつながってしまいます。
目元のクマやくすみを消す時にオレンジ系のコンシーラーを使うのと同じで、オレンジブラウンのアイシャドウもくすみをカバーしてくれるので、40・50代におすすめのカラーです。
また、オレンジカラーはフレッシュで活発な印象を与えるので、夏にぴったりのカラーです。そこに落ち着きのあるブラウンが加わることで、大人女性でも浮かないこなれた雰囲気に仕上げることができます。
画像アイテム(デザイニングブラウンアイズ BR-3/ケイト 税込価格1,320円(編集部調べ))
使い方をあまりむずかしく考える必要はなく、グラデーションをつくるようにアイシャドウをのせていくだけです。ただし、ポイントは2つあります。
(1)一番濃いブラウンのカラーはまぶたの際全体ではなく、写真のようにポイントで使用しましょう。こうすることで、目元の印象を暗くすることなく、ほどよい自然な陰影を作ることができます。
(2)メインとなるオレンジブラウンのカラーを下まぶた2/3にのせてみましょう。
下まぶたのまつ毛の生え際から涙袋にかけてのくすみが気になる方は多いと思いますが、この部分をコンシーラーでカバーすると、目が小さく見えてしまうのでおすすめできません。
オレンジブラウンのアイシャドウをコンシーラー代わりに使用することで、自然にくすみをカバーすることができます。
■カラーマスカラを下まつ毛に忍ばせる
昨今人気のカラーマスカラですが、「大人女性がとり入れるには少しハードルが高い」と感じている方もいらっしゃると思います。そんな方におすすめしたいのが、「ネイビーのカラーマスカラ」です。
ネイビーのマスカラは白目をきれいに見せることができ、透明感のある瞳を演出してくれるので、40・50代に最適です。写真では色味がわかりやすいように明るくはっきりとしたネイビーカラーを使用していますが、ブラックに近い濃いネイビーなど、メーカーによってネイビーの色味もさまざまなので、自身のメイクに使いやすいカラーを探してみましょう。
また、ネイビーはオレンジブラウンとの相性も良く、海とサンセットのような夏らしい目元に仕上がります。今年は、ぜひ挑戦してほしい組み合わせです。
画像アイテム(MOTE MASCARA COLOR NAVY/UZU BY FLOWFUSHI 税込価格1,980円)
若作りにはならずに今っぽく見せるには、下まつげのみにカラーマスカラを使ってみましょう。下まつげのみにカラーマスカラを使うと、断然今っぽく仕上がります。
また、下まつげの方がまつげの本数も少なく毛が細いので、大胆なカラーを使用したとしてもそこまで主張しません。そのため、メイクが苦手な方でも失敗せずに使いこなすことができますよ。
■ラメはポイント使いが正解
ラメのアイシャドウを使うと、それだけで目元が華やかになりますよね。
キラキラとした輝きは夏にぴったりなので、つい広範囲に使いたくなるのですが、まぶた全体にラメをのせると野暮ったくなるのでNGです。
ラメをポイント使いする方が今っぽくオシャレに仕上がります。
ちょうど黒目の上のまぶたが一番高くなっている位置に、チップか指でポンポンと置くようにラメをのせてみましょう。こうすることで、目の印象がぼやけてくる40・50代の目元に立体感を出して、若々しい印象を与えてくれますよ。
今年の夏は、オレンジブラウンのアイシャドウとネイビーマスカラで、大人の夏のアイメイクを楽しんでみてくださいね。
※各商品の情報は記事公開時のものです。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美裕)
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【参考】
※デザイニングブラウンアイズ – ケイト
※MOTE MASCARA COLOR – UZU BY FLOWFUSHI