もうすぐ春。季節をイメージするとウキウキするけれど、花粉症の方にとってはどんより気分が重い時期でもありますよね。花粉に加え、乾燥や強風など肌にとっては過酷な条件が重なっている季節です。とくに丁寧なケアで健康的な肌を維持していきましょう。今回は、春の肌トラブル予防にぴったりなお手入れ習慣をお届けします。
■かゆくてもこすらない!洗顔はやさしく
乾燥や季節の肌変化でデリケートになっている肌はとくにやさしく洗うことを心がけます。ポイントは洗顔料をしっかり泡立てて、肌に手が触れないように泡だけで洗います。洗い流すお湯はぬるま湯がいいでしょう。花粉や汚れをしっかり取りたい方はふきとり用化粧水も利用もおすすめです。
■赤みが出たら治療薬で早めにケアを!
肌に赤みや炎症が出てしまったら、ドラックストアで購入できる医薬品でポイントケアを。炎症を鎮める医薬品、かゆみのある方は専用の薬、いつもの化粧品が合わなくなったら、そのままにせず、化粧品をチェンジするのも大事です。化粧水さえもしみてしまう場合は皮膚科へ相談されると専用の保湿液をもらえますよ。
■入浴後5分以内の保湿が大事
乾燥した肌はバリア機能やターンオーバーが乱れているので、花粉の時期は保湿がいつもより大切になります。ローションパックや保湿クリームでしっかり肌を保護して外的刺激から守りましょう。花粉対策用の専用ローションなどもありますので、ドラックストアで探してみてください。また、身体を温めることや入浴後の保湿ケアは速やかに、できれば5分以内が理想です。
以上3つのお手入れをご紹介しました。この時期のお手入れポイントはまずは花粉を落とすことが大事です。お手入れは洗顔・治療薬・保湿ケアの順番で行ってみてください。今回ご紹介した対策で肌荒れしない健康な肌で春を迎えましょう!
(ビューティー&ヘルスライター 町山町子)
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