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白米に混ぜるだけ!太らないご飯の食べ方3つ

管理栄養士
今井尚美

ダイエット中や体型維持のために、白米を減らす人もいると思います。ですが、白米を罪悪感なくヘルシーに食べる方法があれば嬉しいですよね。

白米

管理栄養士の筆者が、白米に食材をプラスしてかさを増し、ヘルシーに食べる方法についてご紹介します。

■炭水化物抜きはNG?

炭水化物は、食べ過ぎると消費しきれなかった分が中性脂肪として合成され、体内に蓄えられます。食べ過ぎはNGですが、脳の唯一のエネルギー源であり、筋トレの効果を上げるなど日々しっかり活動的に過ごすためにも、適度に炭水化物を摂る必要があります。

ダイエット中も炭水化物を抜きすぎず、健康的に体型づくりをしましょう。

■白米をヘルシーに食べる方法3選

(1)白米+おから

生おからを電子レンジで加熱(600W:20~30秒)し、温かいご飯に混ぜます。カロリー、糖質ともにカットできますし、おからの「たんぱく質」も補給できますよ

おからは水分で膨らむため満腹感を得やすく、食べ過ぎ防止に役立ちます。また、「不溶性食物繊維」が豊富なので、便秘対策にもおすすめです。「イソフラボン」も含まれるので、女性に嬉しいご飯になりますよ。

「ビタミンE」が豊富なごまを振りかけて食べると、風味が良くなるのでおすすめです。

(2)白米+しらたき

しらたきに含まれる食物繊維の「グルコマンナン」は、食後の血糖値を抑える働きや便秘を改善させる働きがあります。白米と炊くことでご飯のカサが増すので、ヘルシーにご飯がいただけますよ。

下茹でしたしらたきを細かく切って、米・しらたき・水の順に炊飯器にセットし、普通炊飯で炊きましょう。米2合に対してしらたきは200~300g(1袋)使い、しらたきから水が出るので、水は通常時よりも大さじ2ほど減らしてくださいね。

卵やしらすをのせて、たんぱく質をプラスしても良いですね。

(3)白米+黒豆

黒豆は、抗酸化作用をもつ「アントシアニン」や「イソフラボン」「不溶性食物繊維」「カリウム」が含まれるため、アンチエイジングや便秘改善、むくみ対策などに役立ちます

黒豆を耐熱皿に入れてレンジで加熱(600W:3分前後)して煎り黒豆にし、白米・黒豆の順に炊飯器に入れて塩をひとつまみ加えます。普通炊飯でOKです。米2合に対して黒豆を100g使い、水はいつもよりやや多めにしてください。

疲労回復効果が期待できる「クエン酸」が多い梅干しと組み合わせたり、抗酸化作用がある「βカロテン」が豊富な大葉をトッピングにすれば、美容効果UPが狙えます。

白米を美容・健康効果がある食材と組み合わせて美味しくヘルシーに食べられると、食事の時間がより楽しくなります。ぜひ、試してみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

 

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【参考】
黒豆 – わかさ生活
豆腐と健康 – 日本豆腐協会
※佐藤和人/著 編集・本間健/編集・小松龍史/編集『エッセンシャル 臨床栄養学 第5版 』(2009年)医歯薬出版※板木利隆/監修『からだにおいしい 野菜の便利帳』(2010年)高橋書店

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