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お米を食べても太らない!?痩せて若返るご飯の食べ方

お米・雑穀マイスター
澁谷梨絵

「ごはんは太る」というイメージを持つ方が多くいらっしゃいますが、実はごはんは、食べ方次第では太りにくく、美しい身体を維持してくれるとっても有能な食材です。ダイエットに役立つごはんの食べ方やレシピを憶えて、美味しく楽しくダイエットしてみてはいかがでしょうか。

常温ごはんでダイエット!「アンチエイジング丼」レシピ

■えっカン違い!?ごはんの豆知識3つ

お米の糖質=肥満を生む、は間違い!?

人は、ご飯の糖質(エネルギー)の20%を脳で、70%を筋肉、残り10%をその他の臓器で使用すると考えられています。脳で消費されずに残る80%も、脳と筋肉を保つ「グリコーゲン」としてエネルギーが消費されてしまうので、脂肪分にはならないと言われています。

炭水化物抜きダイエットで痩せにくい身体に!

炭水化物を抜くことで、ご飯の糖分が入ってこないと脳が認識すると、できるだけ消化を抑えようとします。つまり、燃焼を抑えるので、かえって痩せにくい身体を作ってしまうことにもなります。よって、炭水化物を抜くダイエット方法は、質の高いダイエットとはいえません。

ご飯の温度がダイエットのカギ!

ご飯は、常温程度に冷ますことで、デンプンが「レジスタントスターチ」と呼ばれる性質に変化します。体内に消化吸収されにくい性質を持っているので、体内にとどまりにくく、ダイエットにも最適と言えます。お腹が空いたときには、常温程度に冷ましたおにぎりやご飯を一膳食べてみて!

■おいしい常温ごはん「酵素たっぷりアンチエイジング丼」レシピ

アンチエイジングに欠かせないのが、体内の消化・吸収・代謝を促す酵素。人は年を重ねると段々と体内酵素が減っていくために老化が進んでいきます。生魚には、酵素がたっぷり含まれています。食物から酵素を摂りいれることで、老化を鈍化させ、いつまでも若々しくいられることができますので、積極的に取り入れてみて!

海鮮丼

<作り方>

(1)炊きたての白米1膳に、お酢を適量絡ませる。べチャッとならないように、サクサクと斜めに切るように絡ませて!

(2)1のご飯をしっかりと常温に冷ます。先述のとおり、常温にすることでレジスタントスターチというデンプンに変化するため、消化吸収がされにくくなります!

(3)2の上に、お好みの生魚をのせて、お醤油をかけたら出来上がり!

美味しく楽しくごはんを食べて、アンチエイジングを目指してみてはいかがでしょうか。

(5ツ星お米マイスター/薬膳インストラクター 澁谷梨絵)

※2015年12月27日公開の記事を2021年1月13日に最新情報に更新しています

 

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【参考】
※大坪研一著(2011)『お米マイスター認定講座―知識講座(★★★)テキスト』(日本米穀小売商業組合連合会)

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