毎日のスキンケアタイムが、なんとなく作業的になってはいませんか? 日々のお手入れをどんな風に行うかで、スキンケア効果の違いを感じます。何より、自分が実感しながら効果的なお手入れをすることが大切です。
フェイスコンダクターの筆者が、「気づいたら老けていた」ということがないように、スキンケア効果を高めるテクニックを4つをご紹介します。
■見逃しているかも!?スキンケア効果を感じにくい時のサイン
肌がつっぱる
笑ったり会話をしている時などの皮膚が動く瞬間、顔に違和感を感じていませんか? つっぱるような感覚があれば、肌表面が乾燥している場合があります。
特に、動きの多い目元の皮膚は薄く乾きを感じやすい部分です。
肌表面がゴワゴワしている
肌に触れた時、表面になめらかさを感じますか? 肌が生まれ変わるサイクルの乱れや、毎日の洗顔で落としきれていない古い角質が肌表面に残っていると、ゴワついた感触になります。
二の腕の内側などのダメージを受けづらくなめらかな肌と顔の肌を比較してみるとわかりやすいと思います。
化粧水がなじみにくい
肌表面はつるんとなめらかな印象なのに、化粧水を弾いてしまうような感覚はありますか? 毛細血管が透けている場合は、皮膚が薄く表面にうるおいをキープしづらい状態になっているかもしれません。
肌状態が安定しない
季節による変化は健康な肌において当然のものですが、日によって差が大きかったり、季節の変わり目で影響を受けやすい場合は、肌自体がデリケートに傾いている可能性があります。
■スキンケアの効果を高めるテクニック
乾燥している場合
まず、乾燥している部分とそうでない部分を確認しましょう。顔のなかでも、場所によって皮膚の厚みや毛穴の数も違います。
乾燥を感じている部分を手で触れたり、鏡でよく見てみてください。軽い使用感のスキンケアがお好みでも、乾燥している部分には油分が必要です。コクのあるクリームをとり入れて保湿力をキープしましょう。
表面がゴワゴワしている場合
古い角質をとり除くお手入れをしましょう。ピーリング系のアイテムや、拭きとり化粧水、マッサージクリームを使ったお手入れがおすすめです。
古い角質を除去した後、朝の洗顔時にオイルマッサージをとり入れると肌のなめらかさをとり戻しやすいです。朝は洗顔をしないという方もいらっしゃると思いますが、積極的にとり入れることをおすすめします。
化粧水がなじみにくい場合
化粧水をつける前に、オイルや導入美容液を使いましょう。これらのアイテムの多くは、肌と化粧水を引きつけてくれる役割を担います。
サラッとしたタイプの化粧水が肌に乗らない時でも、このひと手間で化粧水が肌にまとわりつくようにとどまり、もっちりとした仕上がりを感じるでしょう。
肌状態が安定しない場合
肌コンディションに合わせてスキンケアアイテムを変えたり、使用量を調整しましょう。赤みがあったり炎症を起こしているような時は、医薬部外品のデリケートスキン向けアイテムが良いでしょう。
部分的な肌荒れや乾燥には、クリームやワセリンの重ね付けもおすすめです。
日々のスキンケアは本来、あれはダメこれはダメというものではなく「心地よさを追求するもの」です。しっかりとお手入れの心地よさを感じて、朝晩のスキンケアタイムが自分のための尊いものになるように心がけたいものですね。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士認定講師 西村 リサ)
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