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若々しい目元になるために40•50代がすべきこと3つ

ヘアメイク
西村 リサ

心地良いスキンケアは人によって違いますが、何気なくしていることが肌悩みの原因につながっているかもしれません。自分の肌状態をより良くできてこそ、満足のいくスキンケアができているといえます。

アイケア

エイジングサインが出やすい目元について、フェイスコンダクターの筆者が肌からのSOSをキャッチして理想の肌を手に入れるヒントをご紹介します。

■肌からのSOSとは?

肌悩みのなかでも、世代を問わず上位にあるのが「目元のお悩み」です。一方、目元が担う役割はとても大きく、”目は口ほどに物を言う”ということわざがあるように、その人自身を語るパーツともいえます。

目元の状態がその人の印象を大きく左右するため、健康的で若々しい印象をキープするには肌からのSOSを放っておくことはできません。肌からのSOS例は以下になります。

・常に目元の疲れ、乾きを感じている。

・目元の皮膚がデリケートでただれやすい、かゆみがある。

・目が充血していたり、白眼がクリアではない。

・目周りの皮膚にハリがない、シワが出てきた気がする。

・よく寝てもクマが解消されない。

・メイクを落としても目元が黒ずんで見える。

・顔の印象が老けた。

■目周りのお悩み&対策方法

代表的なお悩みに対して、原因を理解してどんなケアをするのかを考えましょう。お悩みの深刻度によっては、美容医療を検討する場合もあると思いますが、いずれも費用が高額なケースが多いです。

今回は、すぐに実践できるホームケアの方法や化粧品を活用した内容で対策方法をご説明します。

乾燥・小ジワ

目元は他の部分に比べて皮膚が薄く皮脂分泌も少ないためとても乾燥しやすく、それに加えて瞬きや表情によって動きの多い場所でもあります。洗濯物に例えると、湿っている状態であればシワを伸ばすことができますが、そのまま乾いてしまうとシワが残りやすいというようなイメージです。

同様に、肌がうるおっていれば表情によって動いても跡が残りづらく元の状態にも戻りやすいのですが、乾燥している状態が続くといずれ小ジワとなり、深いシワへと変化してしまう場合があります。

アイクリームを使う

アイクリームを使う

乾燥や小ジワの対策方法として、まずは保湿が重要です。皮膚が薄くデリケートな目元には、アイクリームを使いましょう。

お悩みの程度に合わせてシワ改善効果のある医薬部外品を使ったり、顔全体につけているクリームを重ね付けするだけでもかまいません。ちょっとした乾燥は多くの方が見過ごしてしまいがちですが、乾きを感じる前に保湿することを心がけてください

くま・くすみ

目元のくすみの主な原因は、目をかいてしまうなどの摩擦による皮膚の黒ずみや毛細血管の血行不良で酸素や栄養素が行き届いていないことが考えられます。

この場合はよく眠ることで解消することが多いのですが、つやプラ世代のくまはそう簡単なものではありません。くまの多くはたるみを伴い、コンシーラーで色をカバーしても消えないと感じている方が多いでしょう。

やさしく触る

やさしく触る

腕や脚の皮膚と違い、顔のなかでも特に目元は薄くデリケートです。ゴシゴシと皮膚が動くような触り方をしないようにしましょう

特に、メイクをする時やクレンジングをする時は摩擦が起こりやすいです。そっと表面をなでるようにやさしいタッチを心がけてください。

たるみ

若い時は皮膚にハリがあり、内側の筋肉や骨格にふかふかのお布団(皮膚)をかけているような状態です。

しかし、年齢を重ねるにつれてお布団自体のワタが潰れて薄くなったり硬くなっていると、内側にある筋肉や骨が浮き彫りになりやすいです。表面に凹凸ができると顔のなかで影となり、老け見えにつながります。

毎朝、洗顔前に目元の皮膚を触る

毎朝、洗顔前に目元の皮膚を触る

毎日、自分の肌状態をチェックしてください。前日に行ったスキンケアの結果を、顔を洗う前に確認します。

目の下の皮膚表面に指を滑らせるようにして「なめらかさ」をチェックし、同じ場所をやさしく押さえるように触れて「ハリ・弾力」を確認します。毎日繰り返しチェックすることで、自分のなかで基準ができます。

その基準をもとに、スキンケア方法やつける量、使うアイテムを変えた時に変化を実感することができます。

効果的なスキンケアを継続するには、変化を実感することが大切です。ちょっとした工夫で変化を実感しながら楽しくセルフケアを続けることが、理想の肌への第一歩となります。肌からのメッセージを聞き流すことなくすぐにケアをして、理想の自分に近づけましょう。

(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士認定講師 西村 リサ)

 

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