ちょっとした不注意から手足に傷を作ってしまうこと、よくありますよね。悪化して荒れてしまったり、治らずに跡が残ってしまったりと、見た目に大きな影響が出ることもしばしば。でもなんとかしたい! と思うあなたへ、身近な自然素材を使った対処法をお伝えします。
■ビタミンCの力でお肌を修復「レモン」
ビタミンCが豊富に含まれているレモン。ビタミンCはメラニン色素の沈着を阻害して、透明感のあるお肌を維持する効果があるほか、コラーゲンの合成を助けて、やけどや傷の治りを早くする効果が期待できます。食事に取り入れるのはもちろん、外用として絞ったレモン汁をガーゼに浸し、傷口にあてておくだけでもOK。
■ラウリン酸で菌を寄せ付けない「ココナッツオイル」
中鎖脂肪酸の中でも天然の細菌キラーと呼ばれるラウリン酸を多く含むココナッツオイル。加齢や日焼けによる肌の損傷やシミ・そばかすを予防し、傷ついた肌を回復して結合組織をしなやかに保ってくれるのが特徴です。傷口に塗るだけと、とても簡単なので誰でも手軽に使うことができますよね。
■保湿・美白効果バツグン「アロエベラ」
整腸作用があることで知られるアロエですが、実は保湿や美白などの美容分野でも多く用いられています。お肌の修復に欠かせないビタミン類や、抗炎症作用のあるアロエウルシンという成分が傷の回復をもたらします。家にアロエがあるという方は少ないと思うので、自然派ストアなどでアロエ成分がたっぷり入っているクリームを試してみて。
身近にある植物の力で美しさを取り戻せたら素敵ですよね。ぜひお試しを!
(ホリスティックビューティインストラクターEriko)
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【参考】
※ビタミンC – わかさの秘密
※アロエ – わかさの秘密
※ブルース・ファイフ著(2015)『ココナッツオイル健康法』(WAVE出版)