マッサージオイルは手作りというナチュラル美人さんが多いこの頃。しかし、決め手となる植物オイルの種類が多すぎて、どれを選んだら良いのかわからないという方も。そこで今回は、よく使われる植物オイルの特徴と目的別使用方法をご紹介します。
■基本のマッサージオイルに「ホホバオイル」
他のオイルと違って、液体ロウ(ワックス)に分類されるホホバオイル。油脂ではないため酸化しにくいのが特徴です。浸透性が高く、保湿力があります。アロマテラピーのマッサージオイルとして使われる以外にも、ヘアケアなどにも適しています。
■炎症肌のケアにも◎「マカデミアナッツオイル」
皮脂と同じ物質である「パルミトレイン酸」が多く含まれている、マカデミアナッツオイル。皮膚への刺激が少ないため、お肌になじみやすいのが特徴です。荒れた肌やニキビ肌などのフェイストリートメントに活用したいオイルのひとつ。
■アンチエイジングに最適!「ココナッツオイル」
植物オイルの中でも唯一飽和脂肪酸を多く含んでいるココナッツオイルは酸化に強く、高い安定性が何よりの特徴。余計な角質を取り除き、肌を柔らかくして細胞の成長を促してくれるため、アンチエイジングに最適のオイルです。
■全身の美容液代わりに「アルガンオイル」
モロッコ南西部に自生するしアルガンツリーという植物から採れるアルガンオイル。オレイン酸やビタミンEなどの抗酸化成分が豊富で、お肌のみならず髪や爪のケアなど、全身用に美容液代わりに使用できる万能オイルです。
いかがでしたか? それぞれの植物が持つ特徴をつかんで、しっかりセルフケアに役立たせてくださいね。
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)
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【参考】
※林真一郎著(2010)『メディカルハーブの事典』(東京堂出版)
※ブルース・ファイフ著(2015)『ココナッツオイル健康法』(WAVE出版)