今年は、Tシャツをはじめ、ショート丈のトップスがたくさん登場しています。若い人向けと思われがちですが、実はスタイルアップ効果があるため、40・50代の女性にも上手に取り入れていただきたいアイテムです。

スタイリストの筆者が、ショート丈トップスの選び方や合わせるボトムスなど、若々しくスタイルアップして見えるコツをご紹介します。

■大人世代が取り入れたいショート丈トップスのポイント

適度なゆとりのあるサイジングのもの

縦の分量がない分、横にゆとりがあってもそこまで太見えしないのがショート丈トップスのいいところ。オーバーサイズ気味の方が今っぽくも着こなせます。

反対に、ジャストサイズのものはダイレクトに身体のラインが見えてしまうので要注意です。

腰骨くらいの丈感のもの

“ショート丈”といえども、お腹が見えてしまうような短い着丈のものを選んでしまうと上品さを欠くコーデになってしまう場合があります。

目安として腰骨にかかるか、かからないかくらいの丈感を選ぶと、ウエストインしなくても足長にスタイルアップしたコーデを完成させることができますよ。

肌を見せすぎない袖丈のもの

布の分量が比較的少なめなショート丈トップスは、腕周りを露出させてしまうとその部分が強調され太く見えてしまうことがあります。

なるべく腕の気になる部分までをおおうような袖のものを選ぶとカモフラージュでき、全体のバランスもおしゃれに決まることが多いので意識してみてください。

■今っぽくスタイルアップ！ショート丈トップスの大人コーデ3つ

(1)ショート丈Tシャツ×マーメイドスカートのトレンドコーデ

（Petit Fleur カレッジロゴptTシャツ／Green Parks　税込価格3,850円）

ショート丈Tシャツはボトムスにきれいめ、もしくは女性らしいアイテムを合わせるとラフすぎない大人カジュアルスタイルが完成します。

ウエスト周りのゆとりにメリハリをつけることができるマーメードスカートを合わせて、思いっきりトレンドコーデを楽しんでみてください。

(2)ショート丈シャツ×ハイウエストデニムの今っぽカジュアルコーデ

（CANCLINI ショート丈 シャツ／23区 S　税込価格16,940円）

ハイウエストのボトムスにシャツを合わせる場合、ウエストインして足長効果を狙うという人は多いと思います。ですが、ショート丈シャツならインしなくてもバランスを取れ、スタイルアップして見えます。

足の太さをカモフラージュする太めのワイドデニムとショート丈シャツは、相性抜群な組み合わせです。

(3)ショート丈カーデ×ボリュームスカートのメリハリコーデ

（ファンクショナルニットカーデ／UNFILO　税込価格6,990円）

今年たくさんリリースされているショート丈カーディガンは、ショート丈入門編としておすすめしたいアイテム。合わせるボトムスを問わず、少し肌寒い日の羽織りとしても、一枚でも着ることができるので着回し力が高いのも魅力です。

ボトムスにはボリューム感のあるロングスカートを合わせて、ショート丈とのメリハリで洗練コーデにまとめてみてください。

「ウエストにインしたいけどお腹周りが気になる」という人に特におすすめなショート丈トップス。足長効果も高く、今っぽくなるので今年取り入れない手はありません。ぜひ、挑戦してみてくださいね。

（スタイリスト　ライター　森田　文菜）

 

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