秋になると肌が乾燥して、ファンデーションが思うように肌にのらなかったり、いつの間にかファンデーションが浮いてしまうことがありますよね。乾燥した肌はそれだけで老け見えの大きな原因になってしまうので、適切な対処をしていきましょう。

メイクアップアドバイザーの筆者が、40・50代に向けた「乾燥によるファンデーショントラブルの応急処置の方法」をご紹介します。
■ファンデーションが肌にのらない時の応急処置

ファンデーションののりが悪い場合、まずはスキンケアでしっかりと肌を保湿しましょう。保湿というと、オイルやこっくりとした濃厚なクリームなどで油分を補うことに目がいきがちですが、健康的な肌には水分と油分のバランスが大切です。
まずは、肌のうるおいキープに役立つ成分の「セラミド」が配合された化粧水で、たっぷりと水分補給をしましょう。乾燥がひどい場合は、フェイスクリームに美容オイルを1滴加えると、ふっくらもっちりとした肌に仕上がります。
また、ファンデーションを塗る際に使うツールを見直してみましょう。指やファンデーションブラシで塗るよりも、水でぬらして使うタイプのスポンジを使用すると乾燥による粉吹きや皮むけが目立ちにくくなります。
乾燥がひどい場合
それでも乾燥がひどい場合は、ファンデーションに美容オイルを1滴混ぜて使用してみてください。
保湿されるだけではなく、ツヤ感がでるので視覚的にも乾燥を感じさせない肌に見せることができますよ。
■ファンデーションが崩れてしまった場合の応急処置

乾燥崩れが起きた場合は、保湿力の高い化粧下地をスポンジになじませ、そのスポンジで崩れた箇所のファンデーションを取りましょう。
保湿力の高い化粧下地は油分が含まれていることが多いので、崩れた箇所のファンデーションをきれいに取り去ることができます。同時に、うるおいと下地を仕込むことができるので、その後にファンデーションをのせてもきれいな仕上がりになります。
スポンジは、カットされた使い捨てタイプのものがおすすめです。100円均一やドラックストアなどで販売されているので手に入れやすく、たくさんの量が入っているのでコスパもいいですよ。
部分的な乾燥崩れが気になる場合
乾燥しやすい目周りや小鼻周り、ほうれい線の乾燥崩れが気になる場合は、スポンジで崩れを取った後にスティック美容液を塗って保湿をしてみてください。
こうすることで乾燥による小ジワも目立ちにくくなるので、老け見え回避につながります。
これからますます乾燥が進み、つやプラ世代にはツライ季節になりますが、適切な乾燥崩れ対策をして乗り切りましょう!
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美祐)
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