年齢を重ねて、「若い頃よりまぶたが重くなった気がする」「目が小さくなった感じがする」と思っている方もいるのではないでしょうか？

まだまだマスクを手放しにくい日々で、目元の印象は重要です。

アイメイクの中でも、まつ毛はとても大切なパーツ。まつ毛の毛先が上に向いているだけで、若々しい印象に見せることができます。

ヘアメイクの筆者が、40・50代の女性がするべきまつ毛メイクのポイントをご紹介します。

■40・50代がまつ毛を上げるメリット

40・50代になるとまぶたがたるんでくるため、目元の印象がぼんやりしてしまいます。また、まつ毛のハリも低下するため、下向きまつ毛になりやすく、さらに目が小さく見えてしまいます。

まつ毛を上げると目がぱっちりして見えるので、アイメイクをしなくても、以下のように目元の印象を変えることができます。

・年齢とともにぼやけてくる目がくっきりする

・根元からしっかり上げることで、二重ラインがきれいに出る

・まつ毛の根元が見えるのでアイラインが引きやすくなり、目力が出る

・目元のメイクが崩れにくくなる

画像上はまつ毛を上げていない目元、画像下はまつ毛を上向きに整えた目元です。まつ毛を上げるだけで目が大きく見え、くっきりとした印象の目元になります。

■上向きまつ毛をつくる方法

まつ毛を上げる方法は、ビューラーで上げるのが主流ですが、ビューラーが苦手という方には、ホットビューラー、まつ毛パーマという方法もあります。

(1)ビューラー

ビューラーのメリットは、自分にあった角度にまつ毛を上げられることです。

上手に上げるコツは、根元からまつ毛をやさしく挟んで、真ん中と2回くらいに分けてまつ毛を上げること。

まつ毛の根元をビューラーで挟むと皮膚まで挟んでしまいそうなときは、根元から少し離したところを挟んでみてください。

(2)ホットビューラー

ホットビューラーは、まつ毛を当てて、毛先を上向きにしていくアイロンのようなものです。

こちらのメリットは、まぶたを挟んでしまうことなく、自然なカールをつけられること。

マスカラや透明のマスカラ、まつ毛用美容液を塗ったあと、まつ毛に当てて、毛先を上向きにカールします。

毛先が上向きになるだけで、目元がパッと明るい印象に。

ビューラーが苦手でもまつ毛を上げられ、ナチュラルな仕上がりをめざせます。

(3)まつ毛パーマ

まつ毛パーマは、まつ毛パーマ専門サロンや美容室などで資格を持ったプロにしてもらう施術です。

メリットは、一度かけると1ヶ月ほど上向きまつ毛をキープできること。

40・50代は、一番ナチュラルな角度でまつ毛パーマをかけることで、目元に自然なきちんと感が出ます。

この世代は老眼が始まってアイメイクに苦手意識が出てくる人がいる上、ドライアイになりがちで目元を触ってしまったり、更年期で汗ばんだりでアイメイクが崩れがち。そんな時でもまつ毛パーマなら、上向きまつ毛をキープできます。

まつ毛が上向くと、目元がイキイキして若見えにつながります。自分に合ったまつ毛メイクを見つけて、若々しい目元で夏を楽しみましょう。

（ヘアメイク　中島由起子）

 

【関連記事】
・40・50代こそ使うべきプチプラアイシャドウ3つ
・今っぽくて若見えする！40・50代がすべき夏アイメイク
・片目5秒で簡単に完成！？40・50代に◎失敗知らずのアイシャドウ3選
・40・50代が買ってはいけないプチプラファンデ3つ