12月に入り、本格的な寒さが続いています。年末に向け家事も大忙しですが、手荒れが気になりませんか? 40~50代はカサつきやあかぎれを感じやすい年代なので、ハンドケアは必須です。
コスメコンシェルジュの筆者が、毎日の家事で手が荒れてしまう前に気をつけるべきポイントをご紹介します。
■毎年しつこく繰り返す手荒れ
肌が薄いので子どもの頃から手荒れに悩んできた筆者ですが、家事や育児、そして仕事に追われるようになると手荒れがさらに加速。真冬は、常にどこかの指先が切れているほどでしたが、ここ数年は徹底した手荒れ対策をしているため、ずいぶんと快適に家事を行うことができています。
ここからは、筆者が手荒れしにくくなった工夫をご紹介します。
■家事で手が荒れてしまう前に気をつけるべきポイント2つ
(1)手袋を活用する
寒い季節はあたたかいお湯を使って家事をしたくなりますが、お湯は肌に必要な皮脂までも落としてしまいがちです。お湯を使うなら、ゴム手袋はマストです。
キッチン用は通常のゴム手袋、掃除用は使い捨ての手袋を使い、お湯や洗剤が肌に直接触れないようにしましょう。筆者は、お皿洗いや掃除だけではなく、洗濯物を干す際にも手袋を使うようにしたところ手荒れがさらに改善しました。
家事を快適に行うには、手袋のサイズ選びがとても大切です。手にフィットしないと効率が悪く使わなくなってしまうので、自分の手のサイズに合ったものを選んでくださいね。
筆者はSサイズですがMサイズに比べるとお店での取り扱いが少ないので、どうしてもMしか買えないことがあります。そんな時は、綿素材のインナー手袋をはめてからゴム手袋をつけています。
手荒れがひどい時も、寝る前にハンドクリームを塗ってからインナー手袋をつけて寝ています。綿素材だと蒸れにくいので、さまざまな用途に使えて快適です。
繰り返し使えるゴム手袋ですが、衛生面や劣化はやはり気になるところ。こまめに交換して清潔を保ちましょう。
(2)ハンドクリームはいつもそばに置く
手荒れ対策に欠かせないハンドクリームですが、塗るのが面倒でサボりがちになってはいませんか? どうして面倒なのかを考えてみたら、筆者は思い当たることが2つありました。
(1)手のベタベタが気になるけど、家事を中断したくない
(2)ハンドクリームを置いてあるところまで取りに行くのが面倒
これらを解消するため、筆者はベタベタしないハンドクリームを各場所に置きました。すると、手荒れの状況が劇的に良くなりました。
毎年さまざまなハンドクリームの塗り心地を研究していますが、今年は以下の3種類(4本)を主に使用しています。
ヘパトリート 薬用保湿ハンドクリーム/ゼトックスタイル
画像左の2本は、デスクとベッドサイドに置いています。しっとりとしたテクスチャーですが、塗って数分後にはスマホやPCのキーボードを触れるほどサラサラになります。
保湿成分として「ヘパリン類似物質」が配合されています。
(60g 税込価格981円)
プロ・業務用 高保湿ハンドクリーム 無香料/プロ・業務用
画像中央のアイテムは、キッチンに置いています。7種の天然保湿成分(ハイブリッドヒマワリ油・グリセリンなど)配合なので、調理の前や途中に使用してもOK。
こちらも数分たつとサラサラになるので、ストレスフリーで使えます。
(60g 税込価格1,320円)
フレグランス ハンドクリーム プアナラキ ホオラ/OHANA MAHAALO
画像右のアイテムは、外出先で使えるようポーチに入れています。みずみずしいテクスチャーなので、サッと手指になじみます。
香り付きのものは香水代わりにもなるので便利です。筆者が使っているのは限定品の金木犀の香りですが、季節に応じた香りが発売されているので選ぶ楽しみがあります。
(50g 税込価格880円(筆者購入価格))
乾燥しきってハンドクリームがなじみにくい時には、保湿ミストやオールインワンジェルを塗ってからクリームを塗ることをおすすめします。水分が含まれているものを先に塗ると、クリームの伸び・なじみやすさが格段に良くなります。
ぜひお試しくださいね。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
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【参考】
※ヘパトリート 薬用保湿ハンドクリーム – ゼトックスタイル
※プロ・業務用 高保湿ハンドクリーム 無香料 – プロ・業務用
※フレグランス ハンドクリーム プアナラキ ホオラ – OHANA MAHAALO