筆者のエステサロンに来店される70代の女性は、皆さん美しく、健康的です。40・50代の方は、「70代はまだ先」と思うかもしれません。でもそういう方々には、40・50代の頃から続けている共通点がありました。
エステティシャンの筆者が若々しく素敵に年齢を重ねている70代に共通することや、「40・50代の頃からやっていること」をご紹介します。
■美しく健康的な70代の「40・50代の頃からやっていた」共通点
(1)仕事をしているor人と趣味を楽しんでいる
筆者のサロンに来店される70代のお客さまは、8割以上が現役で仕事をしています。
毎日ではなく週に数回であっても、仕事をしてハリのある生活をしていたり、「仕事を通して社会や人に貢献している」という感覚をもっている人がほとんどです。
職業の種類はさまざまで、40代で会社を立ち上げ役員をされている方もいれば、50代から同じ場所でパートをしているという方もいらっしゃいます。
仕事をしていない人の場合、「人と関わる趣味がある」ことが共通点です。例えば、友達とおしゃれをして定期的に舞台を観に行ったり、ボランティアに参加したり。趣味はさまざまですが、人との関わりが定期的にある人が圧倒的に多いです。
長く続けられる仕事や趣味を持とう
人との関わりや、社会とのつながり、貢献が、元気の秘訣なのかもしれません。
(2)運動の習慣がある
筆者のサロンに来店される70代のお客さまの全員が、定期的に運動をしています。
なかには、パーソナルトレーニングなど、近年話題になっているものをとり入れている方も。「トレーナーのお兄さんがイケメンだ」と嬉しそうに話している方もいらっしゃいます。
お話しを聞いて意外だったのが、「子どもの頃から運動を続けていた」人がほぼいないこと。多くの方が、40代や50代になってから運動を始めていました。
運動する習慣を手に入れよう
50代で運動を始めても、70代の頃にはキャリア20年です。身体を動かし楽しむことが、健康で若々しい身体や心を作っているようです。
(3)オシャレやメイクを楽しんでいる
実は、「サロンにはすっぴんで行く」という方は40代・50代に多く、60代以降の方はマスクをしてもしっかりと紅をさしたり、眉毛を描いている人が多いです。
また、「おばあちゃん」を連想させるような暗い色の服装の人はほぼいらっしゃいません。発色の良い明るい色のマフラーやスカーフなどを身にまとい、カラフルな色使いを意識されている方が多い印象です。
新しいものに臆することなくチャレンジする人が多く、「孫に韓国のティントリップをもらったの」とSNSで話題のティントリップをつけて来店される方もいらっしゃいます。
40代からこそ、オシャレやメイクを楽しもう
「もう歳だし」と、メイクやオシャレに鈍感になってきてはいませんか? 若い頃とは変わってきた自分自身を研究し、新鮮な気持ちでメイクやオシャレを楽しみましょう。
いつまでも若々しく人生を楽しんでいる先輩から学ぶことはたくさんあります。「人は年齢をかさねても、学び楽しむことができるんだ」という希望がわきます。70代からしたら、40代や50代が何かを始めることは遅くないと気づかされます。とり入れられることがあれば、ご紹介した元気の秘訣にぜひトライしてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)
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