アウターを脱いで、薄手の羽織りもので出歩くことの多い春。そのなかでも定番の「パーカー」は、持ち運びやすくサッと羽織りやすいことから気温差のあるこの時期に活躍します。
しかし、ラフ過ぎてしまったり、なんだか安っぽい見た目になってしまうなど、大人にとって取り入れ方がむずかしいアイテムでもあります。
スタイリストの筆者が、40・50代のNGパーカーコーデとおすすめのコーデをご紹介します。
■40・50代のNGパーカーコーデをお悩み別に解決
ラフ過ぎてお出かけできない
(サマーニットショートパーカー/Tiaclasse 税込価格5,980円)
スポーティーな印象が強いパーカーをカジュアルなアイテムでまとめてしまうと、部屋着っぽさやワンマイルウェア感が出てしまうこともありますよね。おもいきってパーカー以外のアイテムをきれいめなものでそろえると、お出かけにも対応できるコーデに仕上がります。
上品さもあるワンピースにシンプルなパーカーを羽織り、抜け感のあるコーデにしてみましょう。その他、ブラウスやスラックスなどのカジュアルと対極にあるようなアイテムを合わせると、パーカーでもラフになり過ぎないコーデを完成させることができます。
なんだか安っぽく見える
(マットスキューバ パーカー/ICB 税込価格19,910円)
カットソー素材を使用していることが多いパーカーは、見た目がなんだか安っぽく、子どもっぽい印象を与えてしまうことも。また、コーデにあれこれ色を使ってしまうと視線がバラけ、まとまらないチープな雰囲気になりがちです。
なるべく色数をおさえて同系色や同トーンにまとめることで、大人の洗練さを演出することが可能になります。ダークなワンカラーでまとめれば、おしゃれ度&細見え度も抜群です。
なんだか垢抜けない
(オーガニックコットンテリー プルオーバー フーディー/23区 税込価格18,920円)
定番アイテムとして何年も同じパーカーを愛用しているという方は、パーカー自体をそろそろ見直すべき時かもしれません。最近は腕の部分が細身で全体的にタイトなパーカーは影を潜め、体型を拾う場合があるので注意が必要です。
これから購入するのなら、前開きではないプルオーバーデザインのパーカーがおすすめです。ジップがないのでカジュアル過ぎず、さっと着るだけでトレンド感も溢れます。
パーカーはインナーを考える必要もないので、コーデがラクに決まるというところもポイントです。合わせるボトムスは女性らしいものやきれいめなものが、より今っぽい着こなしになりますよ。
ラクな着心地で顔周りにフードとポイントがあることから、小顔効果も期待できる「パーカー」。着こなしポイントを押さえて、これからの季節にたくさん活用してみてくださいね。
(スタイリスト/ライター 森田 文菜)
【関連記事】
・40・50代が履いてはいけない冬のスニーカーコーデ
・40・50代は黒より●●!誰でもお洒落に見えるアイテム4つ
・40・50代が履いてはいけないNGデニム&おすすめの着こなし
・スニーカーだけじゃない!40・50代に◎楽でお洒落な靴3選
【参考】
※オンワード