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キャベツの芯は捨てないで!超おいしい活用方法4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

炒め物からサラダやスープまで、さまざまな料理に加えるキャベツですが、芯は捨ててしまいがちですよね。「固いし、独特の苦味があるし」と思っている方が多いかもしれませんが、実にもったいない! 実はキャベツの芯は、少しの工夫で他のどんな食材にも変えがたい“お宝”に。そこで今回は料理研究家である筆者が、「キャベツの芯のおいしい調理方法」を4つご紹介いたします。

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■1:荒めに切って餡に加えると、餃子の食感アップ!

餃子の餡に、どんな野菜を入れますか? ニラや白菜、キャベツを入れる方が多いのではないでしょうか。そこに、普段は捨ててしまうキャベツの芯を荒めに切って加えてみましょう。シャキシャキとした食感が加わり、べたつきがちな餃子の舌触りが一新。またカサ増し食材としても優秀なため、餃子の餡以外にも、さまざまなお肉系おかずの餡としても優秀です。

 

■2:漬け物にすると、クセになる独特の味わいに

漬け物を作る際に重要なのが、味のしみ込みやすさと食感です。そのどちらも満たしているのがキャベツの芯。シャキシャキとした食感はもちろん、普段の料理で邪魔になりがちな独特の苦味も、漬け物にするとクセになる深い味わいに。市販のタレに漬け込むだけで完成する、お手軽さも魅力です。

 

■3:擦りおろしてスープに加えればコクいっぱい

ラーメンの出汁などで、キャベツを丸ごとコトコト煮込んでいるのを見かけますよね。キャベツにはは野菜のコクと深い味わいがありますが、それは芯も同じこと。むしろ独特の苦味が料理にアクセントとコクを加えて、味にぐっと深みが生まれます。擦りおろしてスープに加えると、格段においしくなります。ぜひお試しください。

 

■4:フリッターにすると甘くてシャキシャキ!

フリッターとは、洋風天ぷらのこと。野菜やお肉、ときにはフルーツを使用した揚げ物料理を指します。独特の苦味と土臭さが苦手という方が多い、キャベツの芯。しかし、きちんと奥まで火を通すと甘味があふれ出てきます。フリッターにすることで、シャキシャキの食感を残したまま野菜の甘味を存分に味わうことができます。

いかがでしたか? 普段キャベツの芯を捨てている方は、だまされたと思って、ぜひ今回ご紹介した方法をお試しください。これまで捨ててしまっていたのが本当に惜しくなるほど、おいしいキャベツ料理を味わえること間違いなしです。
(料理研究家 オガワチエコ)

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